パーツカスタムの花形といえばホイールですよね。。
値段が高いからこそ中々買えるものでもないので、買うときにはかなり勇気がいるかと思います。
この記事では、何故ROVAL ALPINIST CL IIを買ったのかの経緯と、ファーストインプレッションについてまとめております。
細かいレビューは詳しい方が上げてくださっていますし、僕にその技量な無いのでそこは触れずに…笑
ROVAL ALPINIST CL IIを検討している方、共感いただけたら嬉しいです。
2022/4にCanyon Endurace 購入
・好き:知らない土地へのロングライド
・苦手:ヒルクライム, 向かい風
・目標:2023年度ブルベSR獲得
文量が多いです。要点は太字でまとめております。
主要スペック
ここは各種ウェブサイトに乗っておりますので、こちらではさらっと行かせていただきます。
■リム :ハイト33mm、外幅27mm、内幅21mm
■ハブ :DT Swiss 350 スターラチェット
■スポーク :DT Swiss ステンレススポーク フロント21本, リア24本
■タイヤサイズ:24mm – 38mm
■重量 :ホイールセット1,375g (チューブレスリムテープとバルブ15gを含む)
※引用元:https://www.specialized-onlinestore.jp/shop/g/g30022-5301/
というかAlpinist、有名ホイールですのでなんとなくスペックを知っている方も多いかと思います。
いわゆるミドルクラスの軽量ホイールです。
細かい所をいうと、ひとつ上の最上位クラス、CLXとリムは同じものを使用しているらしいです。
違いはハブとスポークですかね。
その違いで、110gと10万円以上の差があるとは…。
末恐ろしいです。。
購入した理由
性能の良いハブが欲しかった
簡単な話です。
回るものだもの。
回る部分がより回って欲しいって思ったんです。
それを、鉄下駄から最初に購入したホイールに履き替えた時に痛感しました。
僕がこれまで使ったことのあるホイールは2つです。
一つは、いわゆる鉄下駄。完成車についていたDT SWISSの中で最もスペックの低いモデル。
特段不満はなかったのですが、約1,900g~2,000gありなかなかの重量感でした。
ただ、何より「DT SWISS」のロゴが大好きだったので重いながらとても満足していました笑
そこから、HUNTの前後40mmのホイールを購入し、履き替えました。
概ね満足だったこのHUNTホイールだったのですが、1つ、見逃せない不満点がありました。
それは、「ラチェット空転時に(DT SWISSと比べて)めちゃくちゃ遅い」というとこです。
ラチェット空転という表現が正しいかどうか自信ないのですが、具体的には、漕ぐのをやめてから止まるまでの間と、下り坂などの漕がない区間のことです。
ラチェット音が鳴っている時ですね。
その時の伸び?がDT SWISSに比べて悪かったんです。とっても。
漕ぐのをやめると一気にスピードダウンしますし、下り坂はブレーキかけていないのにブレーキを掛けているような感覚でした。
漕いでいる時は感じなかったのですが、感じていないだけで数W分は常に失われていたと考えるのが自然ではないでしょうか。
それは嫌ですよね笑
普通に、嫌です。
なので、性能の良いハブが欲しかったんです。
といっても僕は詳しくないので、安心感があり、かつ、失敗したくないという気持ちから(個人的な)信頼と実績のDT SWISSのハブが使われているメーカーを選びました。
どうせなら(リムが)軽いホイールが欲しかった
まあこれは半分憧れですね笑
巡航速度が30km/hに満たない僕には、ディープホイールは必須ではありません。
それよりも、苦手な山や信号峠を楽にしてくれるホイールのほうが魅力的でした。
しかし、ただただホイールが軽ければいい訳ではないです。
ホイールの外周部、つまりリムが軽くないと意味がありません。
ところがどっこい、リム重量を出してくれているメーカーなんてありません。
僕が探した所、公表されている重さは全て完組での重さです。
後は信頼出来るかどうかです。
DT SWISSのハブを扱うメーカーだと、例えばICANなんかもあります。
ただ一度HUNTで結果的に失敗となった僕は、ちゃんとリム部分が軽いかについてちゃんと選定出来る自信がありませんでした。
なのでそこは冒険せず、大手ブランド(Roval)の主力ライン(Alpinist)を選んだわけです。
安くはないですが、信頼を買いました。
カーボンホイールが欲しかった
これはホイールや人によって意見が変わりますが、「カーボンホイールの方が体に優しくない」という意見は一切聞いたことがありません。
僕はブルベやロングライドを楽しみたいので、体にかかる負担は少しでも少ない方が好ましいです。
同じRovalのAlpinistの中にも、「ROVAL ALPINIST SLX DISC」というアルミモデルもあります。
アルミなのに1,485gという中々のやつです。
もちろん安いです。10万切ります。
ハブは、購入したROVAL ALPINIST CL IIと同じものを使用しています。
だけどやっぱり、カーボンが欲しかった…。
乗り心地が体感できるレベルで変わらないかもしれないけど、それでも、少しでも体が楽になるのならば…。
僕はそこにお金を払わざるをえなかったのです。
番外編:セールだった
こればかりはタイミングが良かったです。
発売されて1年位しか経っていないのですが、合計で42,900円も安くなってたんです!
20%オフです。
買うでしょ笑
渡りに船でしょ笑
正直、セールになっていなかったら買ってなかったかもって思ってます。
やっぱり20万円以上となるとびびりますし。
「買いたい理由が値段なら買うな。買わない理由が値段なら買え」
という言葉が僕は好きです。
が、予算がどうしても出せない、そんな時もあります。
とても運が良かったです。
いざ購入!
取り付け
今回、購入、取り付けはすべていつもお世話になっているRX BIKEさんにてお願いをしました。
自分で取り付ける工具や知識もありますが、やはり高い買い物ですしちゃんと不安なく取り付けたかったので。
購入モデルの相談からさせていただきました。
振れ取り、ディスクブレーキの調整、変速調整、などなど、お高いホイールということもあり、全てサービスでやっていただけました。
ありがたいです。
タイヤの交換は有償でした。
チューブレスレディなので、片側3,300円。。ちょっと高いと思いましたが、タイヤ無いと帰れないので致し方なしです笑
ただこれは少し細かい話になりますが、僕が使っていた「DT SWISS ENDURANCE LN」からの交換の場合、フリーハブ?の流用が出来ないみたいで?追加で12,100円の部品代がかかりました。
そういう意味でも、本当にショップに頼んでよかったです笑
僕がSRAMコンポだからというのもあると思いますが、あくまで記録として。
ファーストインプレッション
早速乗って帰りまして、その感想です。
けど、これしか乗っていない、かつ、普段着でバッグを背負った状態なのであんまり参考にならないと思いますが…笑
・ハブ性能が段違い
・軽量化はよく分からないけど、向かい風の時楽だった
・振動吸収は実感できる差は感じなかった
・ラチェット音は煩くなく(個人的に)ちょうどいい
あんまりポジティブなファーストインプレッションじゃないですね笑
17万もしたのに!
でもいいんです。僕は。ええ。
言いたいのは、とにかくハブ性能は折り紙付きでした。
このホイールのハブは、DT SWISSの中では真ん中か少し真ん中より下のグレードだと思うのですが、それでもよく回るのを感じました。
下り坂とか特に、ですね。ディスクブレーキでよかったと何回か感じたくらいです。
これだけで買い替えたかいがありました。
ラチェット音は、思ったより静かでした。
DT SWISSのスターラチェットってうるさいって評判が多かったので少しびびっていたのですが、そこまで気にする必要はありませんでした。
爆音が好きな人には物足りないと思います。
通行人にアピールできるほどのラチェット音ではないかな、といった音量でした。
軽さとか、振動吸収とか、その当たりはまたちゃんと乗って確かめたいです。
まとめ
ROVAL ALPINIST CL IIを購入しました!
値段ほどの価値が見いだせるかは不安ですしよく分からないですが、個人的には凄く満足をしています。
恐らくこれ以上のスペックのホイールは僕は要らないと思うので、壊れるまで乗るのかな、なんて思ったりしています。
間違いなくいいホイールだとは思いますが、そのあたりのレビューは僕には力不足につき避けます。
けどきっといいホイールですよ。
レース志向でなければ、CLXよりもCLの方がいいと思います。
差額の10万円で旅行行きましょうよ。
僕は、これでロングライドを快適に楽しみます!!