ああ、5億円くらい降ってこないかなぁ。
謙虚に8,000万円くらいでも、いいのになぁ。
はぁ笑
なんで僕はこんなにお金のかかることを趣味にしてしまったのだろうか…。
誤算だ…。
しかし楽しい。はまってしまった。
お金は有限。欲望は無限。
ということで、課金の優先順位について改めて考えてみました。
体系的に論理的にまとめております。是非覗いていってみてください。
2022/4にCanyon Endurace 購入
・好き:知らない土地へのロングライド
・苦手:ヒルクライム, 向かい風
・目標:2023年ブルベSR獲得
文量が多いです。要点は太字でまとめております。
前提
早く3つをお伝えする前に、考え方の根幹となっておりますので是非こちらから見ていただければと思います。
乗り手と自転車、両方のレベルを上げる
当たり前のことですが、ロングライドだろうがなんだろうが、早く、楽に乗るためには「乗り手と自転車、両方のレベルを上げる」ことがとても大切です。
なので課金は、乗り手と自転車の両方、もしくは弱い方に注ぎ込んでいくことが合理的と言えます。
じゃあそれはどっちなのか。
分かりやすくするため、簡単なグラフを作りました。
自転車乗りを3パターンに分けて、それぞれのレベルを何となく示してます。
○一般の人:所謂ママチャリに乗っている人
・乗り手 …トレーニングしてないだろうから低め
・自転車レベル…シティライドなのでもちろん低め
○ロードバイク初心者:僕のようなロードバイク買ったばっかりの初心者
・乗り手 …買ったばっかりで弱々なので低め
・自転車レベル…エントリーモデルでもロードバイクである限り中程度
○プロ:プロ。
・乗り手 …MAX
・自転車レベル…MAX
ある程度極端に表してしまいましたが、ざっとこんな感じだと思います。
つまりロードバイク初心者は、「ロードバイク機材の能力を十分に発揮できるほどの実力を持ち合わせていない」ということになります。
また言い換えると、「乗り手のレベルを上げることの伸びしろが大いにある」とも言えます。
優先順位
以上を踏まえて僕の考える理想的な優先順位はこちらです。
1. 乗り手のレベルを知る
2. 乗り手のレベルを上げる基礎を作る
(2.5 トレーニングする)
3. 自転車のレベルを上げる
ま、あくまで「理想的な」なので僕もこの通りには行ってませんし、趣味にそんなレベルを求める必要はないです笑
ただあくまで理想としてこの順序でこれからご説明をして参ります。
① パワーメーター(乗り手のレベルを知る)
乗り手のレベルを測る道具
そもそも乗り手のレベルって何?って話ですよね笑
まずはそれを図る手段を手に入れなければいけないです。
感覚ではなく数値で。
そのためにパワーメーターは必須です。
いつもの道を〇〇分で走れるようになった。とかでも悪くは無いと思うのですが、汎用性が低いです…。
いつでもその道走れる訳ではないですし、後述の別の用途にも使えますし。
目安の把握
パワーメーターを手に入れたら、とりあえずデータを集めまくりましょう笑
ローラーがあればFTPテストとかやってみるのがいいと思います。
無ければ、STRAVAログとかの平均パワーとかでもいいと思います。
自分の実力を知って、1ヶ月後や半年後、1年後の自分のレベルが上っているのか現状維持なのか、知るための基準を把握します。
把握したからと行って速くなることはないのが少し歯がゆいですが、こればっかりは致し方なしです…
ペース配分
これもパワーメーターの大事な役割の一つかと思います。
特にロングライド勢は大事なのではないでしょうか。
僕はかなりやってしまうのですが、ライドが楽しくなり最初から踏みすぎてしまうんですよね…笑
あとは坂で思ったより頑張りすぎてしまっていたりと。
そうなると後半バテバテになってしまいしんどいので、最初からちゃんとペース配分をする、というのは非常に大事なのかと。
それが出来るパワーメーターはありがたいです…。
片足でもクランクでもペダルでもなんでも
じゃあ実際にどんなパワーメーターがいいかというと、、ぶっちゃけ何でもいいのではないでしょうか。
ある程度の正確ささえ担保されていれば、という条件は勿論ありますが。
見た目とか互換性とか値段とか、色んな組み合わせ試してみてください!
ちなみに僕は、SRAMのクランク型、片足型のものを選びました。
理由などについては別途記事にしておりますので是非興味あれば読んでみてください。
以上、自分のレベルを測るためのパワーメーターについてです。
正直パワーメーターを導入したからと言って速くならないですし少し躊躇するのもわかりますが、定量的に物事を測ることはとても大事だと思います。
是非検討してみてはいかがでしょう。
② 有料フィッティング(乗り手のレベルを上げる基礎を作る)
乗り手のレベルを上げる基礎を作る
初心者の僕が言うのもおかしいですが、ペダリングって奥が深いらしいんですよ…
詳しくはもちろん僕は分かっていませんが、何事も基礎が大切ということに変わりはないはずです。きっと。
つまり正しいペダリングは、正しい姿勢がないと始まらないです。
また乗り手のレベルを上げる基礎として、「筋トレやペダリングの知識を手に入れる」というものもあるかと思います。
但しそれらは”課金先”ではなく無料で出来る範囲でもあるので今回は外しております。
体痛める
これは僕の実体験でもあるのですが、ポジションが悪いと体を傷めやすくなります。
僕は購入後、なんとなくのポジションでしばらく乗っていたのですが、乗る度に膝が痛くなってしまいロードバイクに乗ることが億劫になってしまった時期がありました。
それがホントに不思議なのですが、フィッティングを受けたあとはパタリと無くなりました。
あれは本当に嬉しかったですね。
と同時に、やっぱりポジションは大事。プロは凄い。と再認識しました。
ロードバイクは、下半身は同じ反復運動を。上半身はほとんど動かない。しかもそれを何時間も続ける。という変わったスポーツです。
故に体へのダメージはかなり多いはず。
健康のためにも、優良フィッティング、おすすめです。
必ず有料で2時間以上のものを
30分などの簡易的なものではなく、有料で2時間以上のものをおすすめします。
僕が言うまでもないですが、ロードバイクの調整の組み合わせは無限にあります。
それに、自分の柔軟性や筋力のチェックもして貰わないと適切なポジションは見付けられません。
となるとどうしても2時間くらいはかかってしまうのではないでしょうか。
有名なのはTrekやSPECIALIZEDのものですかね。
●Trek Precision Fit
●RETÜL BIKE FIT
ちなみに僕はそこではなく、ACTIVIKEという個人でフィッティングを行っている方にお願いをしました。
レポートに関してはこちらまとめておりますので、是非ご参考ください。
おすすめです。
③ タイヤ(自転車のレベルを上げる)
やっと機材です!
あーだこーだいいつつ、やっぱり機材もアップグレードしたいじゃないですか!笑
カスタムってそれだけで楽しい響きですしね笑
コスパも良いし、コストも良い
ロングライドに大切なことって、速さよりも快適さだと僕は思います。
お尻の痛みなど、体に疲労が蓄積しづらくすることが大切かと。
となりますと、乗り心地に一番関係ある、唯一地面に接しているタイヤをどうこうすることが最優先となります。
そしてロードバイクのタイヤは、高級タイヤでも前後で2万円あれば大体買えます。
(…冷静に考えると高いな…)
先程のパワーメーターだと2万円では買えないですし、フィッティングももう少しする所が多いです。
となると、たった2万円で快適になるというのは、低コスト、かつパフォーマンスも良いということで初心者の方におすすめできる課金先ではないでしょうか。
(「…たった2万?…チャリ買えるぜ?…」)
安全面¥
いいタイヤというのは、グリップ性能もよく、安全性が上がるようです。
という伝聞知識しか僕は持ち合わせていないのですが、ある種当たり前で納得の行く内容かと思います。
スピードが出ることの多い危ない趣味、安全性が上がるに越したことはないのではないです。
これまた、コスパがよくなる要因の一つです。
番外編
以上3点、最初の前提に基づいてご説明をいたしました。
特に、ロングライドを早く, 楽に を目的とした内容であればぴったりだと自負しています。
ただ、自転車の楽しみってそればっかりじゃないと思います。
なので少し変わった角度ですが、こういう課金先もあるよ、ということでご紹介いたします。
遠征費
新幹線、飛行機で遠くを走りたい!っていう欲望を叶えましょう!
やっぱり家の周りや短距離輪行では限界ありますよね。
中々スケジュール的に難しい方も多いとは思いますが、2泊3日くらいで遠くに行くこともかなり有意義なお金の使い方かと思います。
かく言う僕はまだ未挑戦ですが、、早くやってみたいものです。
イベント参加費
例えば〇〇グルメライド や、〇〇レースなど、どこか団体が主催しているイベントへの参加です。
ロードバイクやってて最初は仲間を作ることが非常にハードルが高かったりすると思います。
僕も、SNSを通じて人と会うまではひたすら一人で乗っていました。。
別に1人が悪いというわけではないですが、気の合う仲間が出来たらより楽しいじゃないですか!
なのでその第一歩として、サイクルイベントに参加するのはいいことかと思います。
僕もブルベをを通して知り合った方とお喋りするの、楽しくてとても好きです。
サービス契約
StravaやRide with GPSなどです。
ロングライドをすると、ルートを引くことが多くなりそれに比例して大変になってきます。
その負荷を少しでも減らせるのであれば、そういったサービスに課金をして使いやすくするというのも充実した課金先かと思います。
他にも細かい設定ができたり機能が追加されたりと、課金にはもちろん他にもメリットたくさんあります。
例えばStravaは有料プランでしかルート作成ができません。
Ride with GPSは無料プランでもルート作成は出来ますが、より細かい設定をするのであれば有料プランが必須になります。
細かいストレスは地味に効いてきますからね、、
ありな選択肢だと思います。
まとめ
以上、特にロングライド系サイクリストの最初の課金先についてご説明をいたしました。
- 自分のレベルを知るためのパワーメーター
- 自分のレベル上げの基礎をつくるための有料フィッティング
- 自転車をコスパよくレベル上げするタイヤ
- その他の課金先
もしロードバイクを買ったばかりで次何しようか迷っている方、特にロングライド好きな方ががいましたら是非ご参考くださいませ。
もちろんこれが正解という訳ではないです。
しかし、機材に頼るばっかりではなく、自分のレベル上げも同時に行う、という点についてはとても大切なのでぜひともご参考いただければと思います。
といいつつ、楽しみ方は人それぞれなので、よくよく考えて後悔の無いよう、限りあるお金を使っていきたいですね…
ああ、難しい…笑
そして同じくらい、楽しい…笑