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【ブルベ対応】とにかく安い自転車保険

ロードバイク乗りであれば入っておきたい自転車保険。
ただ、やっぱり保険は難しいし分かりづらい…

そして、どうせなら安いものに入りたい!!

という訳で、今回は安さに絞って自転車用の保険を調べてみました。
どうぞご参考くださいませ!

このブログを書いている人:アキ

2022/4にCanyon Endurace 購入

・好き:知らない土地へのロングライド
・苦手:ヒルクライム, 向かい風
・目標:2023年ブルベSR獲得

前提

今回、私が調査したものの条件はこちらです。

①価格が安いもの
②賠償責任保険金額が1億円以上のもの
③ロードサービスが付いていないもの

※料金プランは全て個人プラン/年払いとしました。

①価格が安いもの

内容が同じなら安いに越したことはないでしょう。
説明も不要でしょう笑

②賠償責任保険金額が1億円以上のもの

ブルベ対策です。

以下、2022年7月時点でのAudax Japanのサイトからの一部引用です。

https://www.audax-japan.org/brm/insurance/

緑の枠で囲った箇所の通り、最低で1億円の個人賠償責任金額が必要となっておりました。
そして1億円より高い金額は、過去の事例など見ても不必要かなと思いましたので1億円を基準に選んでおります。

③ロードサービスが付いていないもの

これは賛否両論あると思います。
が、僕は個人として不要と思ったので今回調査の対象外としました。

少し長くなりますが、ロードサービス不要論について個人的意見をまとめてます。
ご興味ない方はすっ飛ばしてくださいm(__)m

ロードサービスが不要と思った理由は2つ。『自転車は運んでもらえるが、人間は運んでもらえない』から、そして、『(無料での)最大運搬距離が限られているから』です。

ロードサービスが必要な局面というのは、近くに駅があるか無いかで大きく対応が変わるかと思っています。
例えば近くに駅やバス停がある場合、ロードサービスは便利だと思います。
ロードバイクを預けて、人間はそのまま電車やバスで帰ればいいだけですから。

ただ、そんな場面だけではないですよね?
ロードバイクで走るのであれば、山奥や田舎など、公共交通機関が近く通らない場面も多々あります。
そういう時、ロードサービスを呼んだ後人間はどうしますか?タクシーですよね?
であれば最初っからタクシーにロードバイクを積んで近くの駅まで行けばよくね?っていうのが僕の意見です。

近くに公共交通機関がある場合は言わずもがな、最初っから輪行で帰ります。
そのために僕は、ロングライドの時は必ず輪行袋を持っていくようにしています。
ロードサービスに頼るような機材トラブル以外にも、自分の体調でリタイアしたい時にも保険として使えますしね。

そしてもう一つの理由。最大運搬距離が限られているのもネックです。
ロードバイクって、初心者の僕でも1日に200kmくらい走れてしまう凄い乗り物です。
50kmしか範囲じゃないって、それはもう、、使えないです、、
それ以上も有料で可能とのことですが、その料金表がネット上に開示されていないことも怖すぎます。
そんな、料金表を事前に知れないサービスを使うなんてありえません。
言い値でなんとでも言えてしまいます。怖いです。

長くなりましたが、以上が僕のロードサービス不要論です。

ま、正直ロードサービスは付いていても付いていなくてもどっちでもいいんですよ。
使う/使わない は個人の自由ですから。

ただ、やっぱり付いているとその分値が張ってしまいます。
なので使わない僕としては、その分お安いロードサービスが付いていないプランを調査いたしました。

前置きが長いですね笑
それでは、どうぞ。

①楽天超かんたん保険「自転車保険プラン」

https://item.rakuten.co.jp/r-hoken/c/0000000184/

言わずと知れた楽天の超かんたん保険です。
ネットで完結する、かつ、楽天経済圏内で完結するため非常に安いプランが整っております。
もちろん自転車保険でも!

プランは3種類ありましたので、それぞれを比較していきますね。

・節約コース:2,220円/年
・標準コース:3,740円/年
・充実コース:5,870円/年

https://item.rakuten.co.jp/r-hoken/c/0000000184/

節約コース:2,220円/年

楽天自転車保険で一番安いプランです。
だからといって内容が不足している訳ではなく、十分な内容となっている印象です。

個人賠償責任保険金額 1億円
通院保険金日額
入院保険日額 1,500円
手術保険金・入院中 15,000円
手術保険金・それ以外 7,500円
死亡・後遺症障害保険金額 135万円

強いて言うのであれば、通院に保険がおりない所でしょうか…
ただ、下記の標準コースであっても日額1,000円なので、個人的には申請がめんどくさくてやらないかもしれないです笑
という意味では、人によってはマイナス要素になり得ないかもですね。

死亡・後遺症障害保険金額が135万円と安いように見えますが、必要な方は別途生命保険など入っている場合が多いと思うのでこれはおまけ程度かなと思っています。

標準コース:3,740円/年

松竹梅で言うならば竹プランにあたる標準コース。
何かと真ん中のコースを選ぶことは多いですが、これに限っては要らない気がします…

個人賠償責任保険金額 1億円
通院保険金日額 1,000円(up!)
入院保険日額 1,500円
手術保険金・入院中 15,000円
手術保険金・それ以外 7,500円
死亡・後遺症障害保険金額 100万円(down!)

何故か死亡・後遺症障害保険金額が節約コースより下がっていますが、それ以外は通院保険日額が1,000円になったのみです。
大きな違いは無いですね。

節約コースと標準コースの差は約1,500円なので、つまり、年間2回以上自転車による怪我で通院をする自信がある方は標準コースの方がいいということになります。

うーーん。
これは、、微妙ですねぇ。

充実コース:5,870円/年

盛り盛りの充実コース、楽天自転車保険の最高峰です。
もちろん保険料も盛り盛り。標準コースから2,000円以上上がっています。

個人賠償責任保険金額 1億円
通院保険金日額 1,500円(up!)
入院保険日額 3,000円(up!)
手術保険金・入院中 30,000円(up!)
手術保険金・それ以外 15,000円(up!)
死亡・後遺症障害保険金額 300万円(up!)

ほぼすべての保険料が標準コースから上がりました。流石の充実コースです。
ただ、本当に充実を求めている方にとっては不十分な内容かもしれません。
入院日額3,000円も無いよりはありがたいですが、それでも3,000円ですからね…。焼け石に水感はあります。
手術も最大30,000円ですしね。心もとないといえば心もとないです。

怪我が多い方や心配性の方は、楽天保険の中ではこちらがベストだと思います。
しかし!もっと保険金を払ってでも安心を手に入れたい方はいると思うので、そういう方はもっと高い保険を探して入ってみてもいいかもしれません。

②全日本交通安全協会「自転車総合保険」

https://www.jtsa.or.jp/jitensyakai/index.html

こちらはご存じの方少ないと思いますが、しっかりとした団体の保険なのでご安心ください。
運営元は、一般財団法人 全日本交通安全協会という、全国の交通安全協会を束ねているような組織です。
もともとは警察庁の管轄で、色んな啓蒙活動をしているみたいです。

そんな非営利団体のため、非常にコスパが高い保険プランとなっておりました!

・プランA:1,670円/年
・プランB:2,690円/年
・プランC:4,370円/年(家族も保証されるプランのため詳細は割愛)

https://www.jtsa.or.jp/jitensyakai/hoken.html

プランA:1,670円/年

とーーーってもシンプルな保険となっております!!
説明なんぞいりません。

個人賠償責任保険金額 1億円
通院保険金日額
入院保険日額
手術保険金・入院中
手術保険金・それ以外
死亡・後遺症障害保険金額

これは心配性の方は絶対選べませんね笑
掛金は非常にお安いです。楽天の一番安いプランよりも500円以上安いです。
ただその分、通院・入院・手術・死亡後遺症 に関する保険は一切ございません。

もし、既に入っている火災保険などでその辺りをカバーできたりするのであればこれは最強ではないでしょうか。
少し入る人を選ぶかもしれませんが、決してナシな選択肢ではないかと思います。

プランB:2,690円/年

掛金がプランAから約1,000円アップ!
その分、ちょっとだけ色がついています。

個人賠償責任保険金額 1億円
通院保険金日額
入院保険日額 3,000円(up!)
手術保険金・入院中
手術保険金・それ以外
死亡・後遺症障害保険金額 1,000万円(up!)

ただ良くなった内容が、入院日額が3,000円になっただけなんですよね…
つまり、3年に1日入院するペースであれば元が取れます。
これは微妙な所…。元が取れても3,000円ですからね。

死亡後遺症に関しましては、前述の通り必要な方は別途生命保険に入っている方が多いと思いますのでここでは割愛します。
ただ、1,000万円は楽天保険と比べて非常に高く、心強いです。

③こくみん共済「個人賠償プラス」

https://www.zenrosai.coop/kyousai/kokumin/kojinbaishouplus.html

最後は少し番外編です。
コスパは間違いなく今まででダントツなのですが、何しろ加入に条件がございます。
それは、「こくみん共済の各タイプに加入していること」です。

というのもこの「個人賠償プラス」、単独での加入ができないんですよ。
言うならばトッピングみたいなものです。
ラーメン屋で味玉だけ頼もうと思ったら怒られますよね笑 そういうことです。

ただコスパだけ考えれば本当に良いものでしたので、ご紹介をさせていただきます。

https://www.zenrosai.coop/kyousai/kokumin/kojinbaishouplus.html

個人賠償プラス:200円/月(1,400円/年)

1,400円/年 ということで今までのご紹介の中で一番安いです。
条件に合う合わないもありますが、合う場合は是非ご検討ください。

個人賠償責任保険金額 3億円
通院保険金日額
入院保険日額
手術保険金・入院中
手術保険金・それ以外
死亡・後遺症障害保険金額

これも、全日本交通安全協会のプランAと同じく個人賠償責任に振り切ったプランです。
ですが、プランAは1,670円/年 で1億円に対し、こちらは1,400円/年 で3億円です。
3億円も必要かと言われると…、そこは少し微妙なところがありますが心強いのではないでしょうか。

少なくとも、すでにこくみん共済に入っている方でコスパの良いものを探している方も少ないと思います。
その場合はこちら一択ではないでしょうか。

まとめ

楽天・節約
2,220円/年
楽天・標準
3,740円/年
楽天・充実
5,870円/年
安全協会・A
1,670円/年
安全協会・B
2,690円/年
共済
1,400円/年
個人賠償責任保険金額 1億円 1億円 1億円 1億円 1億円 3億円
通院保険金日額 1,000円 1,500円
入院保険日額 1,500円 1,500円 3,000円 3,000円
手術保険金・入院中 15,000円 15,000円 30,000円
手術保険金が・それ以外 7,500円 7,500円 15,000円
死亡・後遺症障害保険金額 135万円 100万円 300万円 1,000万円

 

結論、タイプ別のおすすめはこちらです。

とにかく安く抑えたい方 ⇛ 安全協会・A

○安く抑えたいけど病院の保証も欲しい方 ⇛ 楽天・節約

こくみん共済に入っている方 ⇛ 共済

○病院の保証も手厚く欲しい方 ⇛ その他のちょっとお高い保険

保険って本当に難しいと思います。
起こるか分からない未来のことを想定して決定なんて、中々難しいです、、

僕もその一人で、正直この記事は自分のために作った感はあります笑
もしあなたの参考になれば幸いです。

僕はこれに入ります。

結果、僕は「全日本交通安全協会のプランA」に入ることにします!
理由は、安くて、不要な保険が一切入っていないからです。

病院の保険を否定する訳ではないのですが、高額医療費制度もありますしそれ系の保険は個人的には不要と思っています。

ただそれは僕の価値観なので。あくまでご参考にください。
楽天も、楽天経済圏使っている方であればよりお得に加入できると思いますしっ。

何より安全運転。それにつきます。

《2022/08追記》

ブルベの主催団体によっては、賠償責任保険のみではなく死亡後遺症保険にも入っている必要があることがわかりました。
僕が入ることにした「全日本交通安全協会のプランA」には死亡後遺症保険が含まれていないため、致し方なくプランBに入り直すことになりました。
主催団体によるルールは必ず守らねば、なので、エントリー前に是非ご確認ください。

 

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