今週末の5/20、ARいわきさんのBRM520いわき300km(海から湖ーうみー)に参加をしてきました!
結果は見事無事完走出来、僕の目標であるSR獲得に向けまた一歩進むことが出来て嬉しいです。
ただやはり一筋縄ではいかなかった…笑
諸々まとめておりますので、是非2024年度以降ご参考される方、2023年度版のご参考ください。
無事完走しました〜〜!
300km、山あり海あり湖ありで盛りだくさんのコースでした!ゴール地点の苺がマジで美味しくてびっくりしました。
そしてスタート・ゴール地点のホテルですぐ寝れる幸せ笑#BRM520いわき300 pic.twitter.com/daxFLDD4X2— アキ@330Fleche R東京 (@aki_lifecycling) May 20, 2023
2022/4にCanyon Endurace 購入
・好き:知らない土地へのロングライド
・苦手:ヒルクライム, 向かい風
・目標:2023年ブルベSR獲得
文量が多いです。要点は太字でまとめております。
コース紹介
ざっくりとコースをまとめますと、いわき市の海岸近く、いわき新舞子ハイツからスタートし、北西へ。
猪苗代湖を回ってまたスタート地点に帰ってくる、周遊というか往復というか、そんなルートでした。
市街地を通ることは少なく、基本的に水田地帯や峠道のような所を通ることが多いので信号や交通量的に走りやすくグロス速度を稼ぎやすかったです。
獲得標高は、上の標高図を見てもわかりますが実測で3,600mでした。どうりてしんどい。
ただ、3,000mと言っている人もいるし3,300と言っている人もいたのでそこらへんはセンサーの誤差なんですかね?
どちらにしろ、個人的には非常に挑戦的なコースでした。
しんどかったー笑
スタート~水石峠
このコースの難所は3箇所。
その1つ目がいきなりやってきます。
スタート直後は海岸沿いの非常に気持ちのいい(けど風の強い)サイクリングロードを走ります。
きっと晴れていたらめっちゃきれいなのでしょうが、残念ながら当日は曇天でした。。
その後はのんびりと早朝のいわき市を通り、水石峠を目指します。
この水石峠が鬼畜なんだ…笑
●水石峠
・距離:6.9km
・平均斜度:7.3%
・最大斜度:13.2%
僕はここを約40分で抜けました。
が、45分~50分くらいかければ後々もう少し楽だったのに、、と、今では非常に反省しています。
峠自体はそこまで激坂って訳ではないんですよ。
路面もガタガタではないですし、早朝だから交通量もほぼありませんでしたし。
確かに10%超えの区間はかなりありましたが、それでも40分です。
しんどいですけどね。
しんどいですけど、問題はそこじゃない。
これが走り出して1時間位にやってくるって所が問題でした。
他の参加者の方も周りに大勢いますし、僕もまだ元気いっぱいでテンションも高いです。
必要以上に踏んじゃうんですよ…笑
自業自得なんですが、僕は今回ここでほとんどの体力を吸われました笑
水石峠を過ぎてもちょいめんどくさい坂が続けざまにあり、追い打ち食らってヘロヘロなスタートとしてしまいました。
皆さんはご注意ください。先は長いです。
水石峠~第1PC
水石峠とその後の追い打ち坂を抜けると、第1PCまではほぼ下りです。
のんびりいきましょう。
景色としては大体上の画像のような感じで、水田や畑が多いですね。
ていうか基本水田です。
走った季節的に田植えの時期だったのか、そんな風景を多数見てのほほんとしながら進めます。
グロス速度を稼げる区間の一つです。
注意事項としては、この区間、郡山市に入るまでコンビニがほぼありません。
トイレや補給は計画的にした方が良さそうです。
母成峠
2つ目の難所、このコースで一番長い峠です。
ただ僕の体感ですが、3つの中で一番しんどくないのはここかと。
●母成峠
・距離:12.9km
・平均斜度:5.3%
・最大斜度:10.2%
1時間以上かけてのんびり登れば大丈夫だと思います笑
インナーローに入れることもしばしばあると思いますが、それでも”ギアが足りない!!”と思うことは少ないレベル感かと。
くるくる回していればいずれ着きます。
下りも、交通量も決して多くなく道路も常に2車線あったと思いますし、比較的安全に下ることが出来ます。
日も出ていたのでウインドブレーカーも必要ありませんでした。
注意点は、第2PCが下りの途中、かつ右車線側にあるので見逃さないように、ですかね。
今回は直前を走っている方がいましたし、運営の方もそこで待っててくださったので問題なかったのですが、念には念を入れたほうが安心かと思います。
戻るとなると、それは登ることを意味しますから笑
さて、ダウンヒルの先はついに猪苗代湖です!!
猪苗代湖周辺
このルート、唯一の、平坦区間です!!
常に登ったり下ったりするこのコースですが、猪苗代湖周辺の40-50kmくらいは平坦です。
特に湖のすぐ横のサイクリングロードは非常に気持ちよく走ることが出来ました。
猪苗代湖って初めてだったのですが、こんなに大きいんですね。
それに湖岸によって大きく環境が違ったりと勉強になりました。
ちょうど折り返し付近にコンビニPCがありますので、散々登った疲れを癒やしつついきましょう。
この後、一番しんどい峠が来ますので…笑
御霊櫃峠
(個人的に)一番の鬼畜ポイントでした。
最後の難所です。
●御霊櫃峠
・距離:3.7km
・平均斜度:7.2%
・最大斜度:10.7%
僕の足では、190km走ってからの平均斜度7%は無理なんよ…笑
距離はそこまでありませんが、なんせ足はもうぐじゃぐじゃ。。
交通量が少ないことをいいことに、道幅をいっぱい使ってうねうねしながら登りました。
Ride with GPSを見ると一つ前の母成峠と同じような感じに見えますが、全然違います笑
最初の水石峠に似た斜度ですので、是非少しの覚悟を持って臨んでいただければと思います…。
ただ、ここを下ればもう完走したようなものです!!
フォトPCお忘れなく、ちゃんとウィンドブレーカーを着て安全に下りましょう。
ちなみに、ダウンヒルは平均6%でした。
スピード出てしまうので、出来るだけ暗くなる前に通過したいですね。
郡山市以降
ダウンヒルを終え、郡山市中を抜けると最後のパートに入ります。
若干の登りがありますが、そんなものは今までの登りに比べればへのかっぱです。
ちょちょいと通過してしまいましょう。
注意すべきはコンビニの少なさです。
郡山市を超えると小野町まで(約20km)。小野町を超えると最後のPCまで(約30km)、コンビニがありません。
この区間は夜に走る方が多いと思うので、スーパーも閉まっている可能性が非常に高いです。
それを見越して僕はセブンイレブン郡山中田町高倉店にて休憩を取りました。
ここが、郡山市~小野町 区間での最後のコンビニだったからです。
是非ご参考ください。
そして小野町を超えてしまえばもうゴールしたようなものです!
あと50kmありますが、今まで蓄積した位置エネルギーを一気に放出するときが来ました。
ひたすら(真っ暗な)県道41号線を下ります。
ストリートビューの通り、該当一つ無いエリアが珍しくありません。
ライトを消すと1m先にある自分の手すら見えない暗闇です。
さらに結構カーブもあったりします。
たぬきも1匹見ました。
明るくて長持ちする信頼できるライトを持っていきましょう。
僕はRN1500を2灯持っていきました。
テストとして、決して褒められた行為では無いですがローモードで数十分走ってみましたところ、意外と行けました。
ただミドルモードに上げた時の安心感は半端なかったです。
とにかく変に電池をケチらないためにも、十分な量のライトとバッテリーの持参をおすすめします。
最終PCのコンビニに辿り着くと同時に、ダウンヒルは終了です。
久々の文明的な明かり、感動します笑
ここからはちっちゃい登りがありますが、正直ウイニングランです。
1時間ほど、のんびりと戻りましょう。
スタート地点の新舞子ハイツにてゴールです。
注意点
初心者目線で恐縮ですが、個人的にもう一度参加するならこれ気を付けるな~ポイントです。
装備
ライト
やっぱりRN1500を2灯持っていくと思います。
別にこれである必要は無いですが、いつも使っている安心感のあるものとして。
夜間走行の時間は数時間しか無いので、逆にこれ以上はオーバースペックかもです。
備えあれば憂いなしですが。
ウインドブレーカー
僕はモンベルの防水ウインドブレーカーを来ました。
次回も上はそれでいいと思います。
逆に下は今回持っていかなかったのですが、多分次回行っても持っていきません。
季節とか天候によりますが、少なくとも僕であればもう一度走ってもこれは変えないかな、と。
ただこればっかりは気温次第なので要注意ですね。
走行計画
最後の50kmが下りだったからいいもの、そこに大きな登りがあったら結構やられていたと思います。
なので今回に限っては結果オーライではあったのですが、次回参加するのであればもっと序盤から温存しますね。。
そのためにもちゃんと、どの峠がどんな斜度でどれだけ続くのかは把握しておくといいかもしれません。
挽回、できます。
序盤の登りは焦らず行きましょう。
スタート・ゴール地点
ということで本来であればここで記事は終了のはずなのですが、、これに触れないわけにはいかないでしょう!!
ARいわきさんのスタート・ゴール地点はえぐいんです!!!
いわき新舞子ハイツ
ARいわきさんのスタート・ゴール地点は、現在のところ必ずいわき新舞子ハイツという温泉旅館となっております。
そこがとってもいいんですよ…。
前泊と後泊両方しましたが、本当に最高でした…。
サイクルステーション
今日の宿、兼、明日のスタート地点に到着っ
凄いぞ‥‥
こんなにいいスタート地点他にあるのか‥‥!?
スタッフの方も凄い親切で助かりました。 pic.twitter.com/roQnERDYkV— アキ@330Fleche R東京 (@aki_lifecycling) May 19, 2023
スタート・ゴールはこちらのサイクルステーション内で行われます。
屋内ですよ!?
椅子だってあるんですよ!?
前日から組み立てた自転車置いておけるんですよ!!??
起きてやることは着替えのみ。
やばすぎ。
24時間温泉オープン
300kmブルベは、ゴールに帰ってくるのが22時~26時くらいになると思います。
しかし温泉は21時に閉まってしまう。
これだとブルベで帰ってきて後泊をする人はお風呂に入れずに寝ることになっちゃうじゃないですか。
しかし溢れ出る優しさによりブルベ開催日は24時間温泉オープン!!
もちろん日帰り温泉も可で、宿泊者以外の方も入れます。
やばすぎ。
ARいわきさん、実はまだ設立間もない団体さんみたいです。
ただ、だからこそなのかこの温泉旅館さんとの連携も素晴らしかったです。
関東の方からすると少し遠いですが、品川・東京駅からは一本で行けますし、かなりおすすめです。
ぜひぜひ。
まとめ
すーーーーごく長くなってしまいましたが、それはとても楽しいブルベだったから。
今までで一番しんどかったですけどね笑
遠征も3,000以上upも東北地方も全てが初めてでしたが、無事完走できて良かったです。
この調子で、今年度SRに向けて頑張るぞ!
おうちに帰るまでがブルベです!#いわき新舞子ハイツ #BRM520いわき300 pic.twitter.com/bgSNjikCOy
— アキ@330Fleche R東京 (@aki_lifecycling) May 21, 2023