先日、ロードバイク歴2ヶ月半にして初めて峠を登ってきました!
峠とは言ってもかなり難易度(距離, 標高ともに)が低いコースだったので、それ自体は全然威張れるものではないんですけどね…w
その経験を元に、初心者が、初心者の方向けにヒルクライムのコツをお伝えいたします!
浅い知識と経験ではありますが、初心者だからこそ身近な情報になっておりますので、是非ご参考ください。
昨日のちょっとしたヒルクライムで得た登坂のコツはこの3つでした
ご査収願います①メンタルが一番大事
└ポジティブ&平坦との切替
②坂の前でスピードに乗ってから突入
└ちょっとした坂なら勢いで行ける
③サドルの後ろ側に座る
└後ろに座って大殿筋使った方が長持ちする#ロードバイク— アキ@330Fleche R東京 (@aki_lifecycling) July 19, 2022
2022/4にCanyon Endurace 購入
・好き:知らない土地へのロングライド
・苦手:ヒルクライム, 向かい風
・目標:2023年ブルベSR獲得
初の峠制覇~垂見峠~
尾根幹〜相模湖〜高尾 完了!
いや、初めてこんな登ったし疲れた〜。けど達成感〜
って思ったのに、700mしか登ってないんかーい
ヒルクライム苦手すぎやないかーい pic.twitter.com/I5n6VWHh1o— アキ@330Fleche R東京 (@aki_lifecycling) July 18, 2022
初心者ですもの。頑張りました。
心拍数は常に160超えてましたし。。
僕、いつもは多摩川河川敷を走ってるんです。
平坦ばっかりなんです!
この間行った180kmロングライドも、坂なんて殆どありませんでしたし。
そんな初心者が、初の峠にて感じたコツはこちらの3つでした。
①メンタルが一番大事
②ちょい坂は、手前で勢いを付ける
③前乗りはしない
① メンタルが一番大事
冗談抜きで、ポジティブになるだけでペダリングが段違いに軽くなります。
本当です。
ネガティブはNG
なんだってそうなんですよ。結局気の持ちようです。
子供の頃、好きな教科と嫌いな教科、どちらの宿題の進みが早かったですか?
好きな教科ですよね?
気持ちはパフォーマンスに直結します。
「苦手だ~」「辛い~」「しんどい~~」と思っているとそれなりのスピードしか出ないと思いますし、何より楽しくないのではないでしょうか。
苦手は苦手。それはどうしようもないので、「こんちくしょう!!」くらいのテンションで臨みましょう!!
切り替えも大事
もしかして、平地のテンションや心持ちで登坂にも臨んでいませんか…?
僕はそうでした笑
坂は、平地の延長線ではありません。
坂と平地は全く別物と考えることが大事です。
速く走ることではなく、速く登ることを意識しましょう。
これによって実際速くなることはありませんが、少なくとも楽にはなります。
② ちょい坂は、手前で勢いを付ける
これはヒルクライムとは少し違うかもしれませんが、それこそ尾根幹のようなアップダウンが続く道であればかなり有効でした。
特に、上り坂の前が下り坂だとめっちゃ嬉しかったです笑
時速30km超えて坂に入ると、斜度2%くらいまでは怖くないです。
それに①と被りますが、直前に速度が上がっているということはテンションも上がってるんですよ。
イケイケで登っていけるのは、強いです。
あ、もし、上り直前で信号に捕まってしまった場合は諦めてください笑
③ 前乗りはしない
これは賛否両論あるのではないでしょうか。。
今回のライドに向けて、事前に前乗りした方が楽派の話と前乗りはすべきではない派の話両方調べてから臨みました。
その上で体験したことを僕なりにまとめています。
他の方の意見を批判する意図はありません。フラットな目線で読んでみてください。
それぞれの主張
前乗り推奨派と反対派の意見をまとめます。
○前乗り推奨派
・自転車が傾くから、それに合わせて前に乗るべき
・前に乗った方が力が入りやすい
○前乗り反対派
・自転車が傾いたとしても、計算すると前に乗るほどではない
・前に乗って力が入るのは疲れやすい大腿四頭筋のため長続きしない
何人かの意見を聞きましたが、概ねこんな感じです。
そこで比べて思ったのは、反対派の意見のほうが圧倒的に論理的だった、ということです。
なのでライド前も前乗りをしないほうがいいのかな、と思っていましたし、ライドを終えた今も前乗りはしない派のままになりました。
確かに、坂で前乗りをすると力が入ってスピードが上がるんです。
もしくはスピードが上がらなくても、少ない力で登れる気がするんです。
ただそれは大腿四頭筋を使ったからこそのもので、本当に長続きしませんでした…
みなさんも経験ありませんでしょうか?
坂の途中で筋肉めっちゃ使って疲れて痛くなってまうと、どう足掻いても坂が終わるまでその痛みは消えませんよね、、
それです。
前乗りではそれが起こってしまいました。
僕が「前乗りはしない」点において最終的に参考にした動画はこちらです。
元プロの話なので、疑う余地もありません。
ペダリングのイメージ
ペダリングに関しては11時~2時のあたりで一番踏むイメージをすると少し楽に回せました。
「踏む」と書きましたが、「前に蹴り出す」というイメージの方が近いかもしれません…。
かつ、ハンドルは前に押します。引きません。
上体は若干起こします。
こうすると、自然と大殿筋を使えて非常に筋肉への負荷が少なく登坂することが出来ました。
これに関しましては、一初心者の単なる感想ですし本当は間違っていることもあるかもしれません。
ただきっと、僕は登っている最中色々と試してみてこの方法が一番自分にあっていたので、これからもこの方法で登るでしょう。
よければ真似してみてください。
まとめ
①メンタルが一番大事
②ちょい坂は、手前で勢いを付ける
③前乗りはしない
坂は、避けようと思えば避けられます。
特に関東に住んでいる方であれば、広大な関東平野の中を走れば容易に避けられます。
平坦なブルベも調べたら結構ありました。
が!!
それだけだと幅が狭いじゃないですか。
選択肢が広がらないじゃないですか。
ロードバイクを楽しむために辛い坂を登るというのは矛盾しているように見えますが、最終的には楽しさの拡大につながっているはずです。
少なくとも僕はそう思っています。
人生急がば回れ!!
一緒に頑張りましょう!!