トレーニング嫌いの3本ローラー購入編、第3段です。
ついに最終回になりました。
今回はやっと、購入をしたLiveRoll R730のレビュー, インプレ記事です。
気になっている方は是非ご参考ください。
おすすめのローラーです。
2022/4にCanyon Endurace 購入
・好き:知らない土地へのロングライド
・苦手:ヒルクライム, 向かい風
・実績:納車1年でブルベSR、1.5年で1000km完走
文量が多いです。要点は太字でまとめております。
結論
無酸素トレーニングする人以外全員におすすめ
この後詳細ははつらつらと述べますが、このモデルの特徴は以下です。
・目立った機能は無い
・全てにおいて及第点
つつがなくすべてを不満がないレベルでこなすタイプです。
なので全員におすすめが出来るんです。
が、あくまで「不満がないレベル」なので、例えばスプリントの練習など1点突破のずば抜けたスペックが求められることには適していません。
けど、どれだけの人がスプリントの練習してるんでしょうか?笑
という訳で3本ローラーを検討しているほとんどの人におすすめです。
検討して損はないかと。
ざっくり解説
基本的な項目についてざっくりおまとめします。
詳細知りたい方は是非、公式サイトに飛んでみてください。
基本スペック
詳細は公式見てください。
ここでは、僕が特に重要だと思った点について抜粋します。
・ローラー幅:415mm
・重量:9.7kg
・収納時寸法: 550×866×150(mm)
3本ローラーとしては恐らく普通だと思います。
ちょっと重い気もしますが、重さは安定感なので僕は逆に嬉しいです。
外観・デザイン
これも正直、上記の公式サイト見ていただくときれいな写真があるのですが…、せっかくなので僕も写真を撮りました。
特に奇抜なデザインではない、というのがとても大切です。
前提としてローラーは、使わない時間の方が圧倒的に長いです。
そしてその大きさから、どこかに仕舞っておく事が難しい方も多いかと思います。
となると、インテリアとして邪魔しないデザインであることは多くの方にとって重要な要素ではないでしょうか。
3本ローラーとしてのファーストインプレッション
さて、ようやくインプレです。
順を追って書いていきます。
まずはLiveRoll R730としての特徴ではなく、僕が初めての3本ローラー購入/使用のため、3本ローラー全般に言えることとしてまとめていきます。
3本ローラーを既に使っている方はすっ飛ばしてください。
怖いのは最初だけ
3本ローラーに対し恐怖心を持っている方、多いと思います。
僕もそうでした。
が、10~15分くらいで特に恐怖を感じなく巡航出来るようになれました。
僕が意識したのはこの3つです。
・速く漕ぐ
→ジャイロ効果で倒れにくくなる。
・前を向く
→遠くを見る事でブレ幅を限定する。
・こけてもいい環境で漕ぐ
→壁に囲まれいる環境がベスト
参考にしたのはこの動画です。
是非今後挑戦される方は見てみてください。わかりやすいです。
とにかく言いたいことは、必要以上に怖がる必要はないということです。
まだ片手離しは怖いですしダンシングなんか以ての外ですが、それでも問題なくトレーニング出来ています。
余計な恐怖心や心配はどっかに投げてしまって大丈夫です。
ま、とは言ってもビンディングは怖いからまだやってないんですけどね笑
ちなみに、どーーーーーしても転ぶのが怖いという方向けにこういうオプションパーツもあります。
LiveRoll R730に装着して、自転車のフロントフォークを固定するものです。
これがあれば落車をする危険はかなり低くなると思います。
が、そこそこ高いですし、すぐ慣れますし、僕はおすすめしないです笑
普通にしんどい
漕ぎ続けなければいけない
固定ローラーより確実にしんどいです。
何故かと言うと、3本ローラーは漕がないと倒れてしまうからです。
例えば固定ローラーは倒れる心配がないので、ダンシングを混ぜたり座る位置を動かしたり、脚を一瞬止めることも出来ます。
それに対し3本ローラーは、(最初は)上記すべて出来ません。
慣れてきてテクニックが付けばある程度どれも出来るようになるのですが、最初は絶対に無理笑
つまり漕ぎ続けることになります。
これがしんどい。
信号ストップもなく永遠に漕ぎ続けることがこんなに辛いとは、、と実感をしました。
まあ、逆を言えばそれだけトレーニングになっているということでして、決してネガティブではないです。
やっぱり体幹も鍛えられると思う
僕が3本ローラーを選んだ理由にも書きましたが、僕のトレーニングの目的は脚力増強ではなく持久力を鍛えることです。
その一つとして、体幹を鍛えることはとても大切と思っていました。
そして実際初めて乗った翌日、、なんと脚ではなく腹筋が筋肉痛になったんです。
驚きました。
狙いは成功です。
やっぱり3本ローラーと固定ローラーは上位/下位 互換ではなく、用途によって使い分ける必要があるようです。
ローラーの違和感は限りなく少ない
これも固定ローラーとよく比較されるポイントですよね。
結論、固定ローラーでよく感じる固定されている事による違和感はほとんど感じませんでした。
素直に嬉しいです笑
あの固定感、全く楽しくないじゃないですか笑
そのストレスが無いってのは非常に良かったです。
ただこれは安全性とのトレードオフなので、手放しで喜ぶのも違うかもですが。
以上が3本ローラーとしての感想でした。
ま、一般的な感想とあまり変わらないかも知れませんが、3本ローラー未体験の方向けだったり、LiveRoll R730の感想と混ざらないようにあえて分けてまとめました。
そして前置き長くなりましたが、いよいよLiveRoll R730としてのインプレです。
LiveRoll R730としてのインプレッション
最初に書きましたように、結論、この3本ローラーは広くおすすめできます。
特別いいポイントがある訳ではないのですが、全部の項目で及第点をちゃんと超える優等生タイプな気がしました。
そのポイントにつきまして、いくつか抜粋してご紹介します。
騒音は気にならない
個人差あるポイントですが、僕は静かだと思いました。
体感、強く漕いでも掃除機未満です。
よほどの壁の薄い部屋にでも住んでいない限り、木造アパートでも問題なく使えるレベルと思います。
振動も出ないので、よく一緒におすすめされているマットも不要と思います。
少なくとも僕は今後買う予定はありません。
ローラーの足部分のゴム素材が優秀だからだと思います。
もちろん速く漕げば漕ぐほど音はうるさくなりますが、それでも掃除機レベルにはなりません。
これは素直に嬉しかったです。
負荷は充分過ぎる
個人的に購入前に気にしていた部分です。
LiveRoll R730は、負荷強度の調整ができません。
一方兄弟機種のLiveRoll R730Rは、負荷強度を3段階で調整することが出来ます。
それとどっちにしようか、かなり悩みました…。
ただこれも結論、LiveRoll R730にして問題ございませんでした。
僕の環境で、という前提にはなりますが、300Wくらい出してもまったく問題ないです。
回し切ってしまうということはありませんでした。
ギアもトップに入っていない状態でしたので、恐らく400Wも余裕かと。
500Wもいけるんじゃないか?という感じです。
僕のような、いわゆるZone2でエンデュランストレーニングする人にとっては充分過ぎます。
足の台は必須
この部分、絶対欲しいです笑
最初は絶対コケるんですよ。絶対に。
その後も何度もふらつきます。
その時にこれがあるのと無いのとでは大違いです。
てかそもそも、慣れた後でもこれがないと降りれなくないですか?笑
僕はきっと降りれないです笑
今回紹介をしていますLiveRoll R730には最初から付いているので不要ですが、付いていないものを検討している方はこういったものも必ず揃えてください。
ほんと、マット買ってる場合じゃないです。
コンパクトさは充分ではあるが、、
正直、これに関しては微妙かもしれません。
LiveRoll R730は、伸び縮みをさせてコンパクトにするタイプの3本ローラーです。
使用時の長さに対して、大体2/3位になるイメージです。
一方3本ローラーの中には、半分に折る方法でコンパクトにするタイプのものもあります。
すると、使用時の長さに対して1/2になります。
どちらがより良いかは言うまでもないですよね。
それぞれの収納方法にはメリット・デメリットがあって、諸々考慮をして採用をしているのでしょうが、少しだけ気になりました。
ま、その差の1/6(2/3 – 1/2)がどの程度気になるかと言われると、、比べないと分からない程度ですが笑
まとめ
あーだこーだと書きましたが、結論としては、スプリント等の無酸素トレーニングをしないすべてのサイクリストへおすすめできるものです。
もちろん、Zwift連携などを考えると固定ローラーの方が適している方も多分にあると思いますので、3本ローラーの中では、という前置き付きです。
実際使っていて不満もないです。
10万円くらいするフラッグシップモデルも使ってみたい気持ちもありますが、それはそれです笑
もっと安いものもありますが、それでちょっとした不満の積み重ねを食らうよりも、ミドルクラスのちょっといいものを買うことでストレスなく使う方が大切だと思います。