ロードバイク乗りなら誰しも知っているであろうサービスですが、意外と有料プランの噂を聞かない、「Ride with GPS」。
ていうか公式サイトを見ても、翻訳が雑でよく課金内容が分からない…。
ということで人柱として課金してみました!
結果から言いますと、、僕はもう無料プランには戻れないかもしれないです、、
お試しするための情報収集として是非ご参考ください!
随時更新予定です。
2022/4にCanyon Endurace 購入
・好き:知らない土地へのロングライド
・苦手:ヒルクライム, 向かい風
・目標:2023年度ブルベSR獲得
文量が多いです。要点は太字でまとめております。
概要
Ride with GPSとは
わざわざご説明する必要もないと思いますが、Ride with GPS(以下RWGPS)についてかんたんにご説明をさせていただきます。
「もう知ってるよ!」って方多いと思います。
その方は是非飛ばしてください。
主に使われているRWGPSの機能は、この2つかと思います。
・ルート作成機能
・走行ログ確認機能
特に、ルート作成機能をメインとして使われている方が多いのではないでしょうか。
僕はブルベによく参加をさせていただいているのですが、そのルート配布もほとんどがRWGPSで行われておりました。
それだけルート作成においては広く普及しているツールかと思います。
走行ログは、RWGPSよりStravaが強いのかなという勝手な印象があります。
Twitterで走行ログ共有する時、よくStravaの画面を見ますし。
僕は個人的な使いやすさから、走行ログもRWGPSで確認することが多いですが…。
他には、Stravaみたいなセグメント機能もあるのですが、あまり使っている方は、、見たことないです笑
といった以上2,3点が、RWGPSの基本的な機能です。
使い方は本記事のメインから外れてしまうので書きませんが、無料でここまで出来るのほんと凄いですよね…。
正直驚きです。
ただやっぱり、かゆい所には手が届かないものです。
無料版で十分という方もいるとは思うのですが、僕は、ルート引いている時やライド中、少しだけストレスがありました。
それを課金することで解決できないかな、と思いまして今回課金に至った、という流れです。
有料プランは2種類あります。
僕は高い方のプレミアムに入会してみましたので、その機能のメインどころをまとめ見ました。
是非検討中の方、ご参考ください!
入会方法
兎にも角にもまずは入会ですね。
僕はパソコンからやりましたのでそれにそってご説明します。
そこまで複雑ではなかったのでご安心ください!
手順
まず、RWGPSのトップから右上の「アップグレードする」を選択します。
そうしますとすぐに、クレジットカード入力画面に飛びます。
ここで、年払いか月払いを選択することになります。
簡単にまとめるとそれぞれ以下のようなメリット/デメリットでした。
■年払い
○ トータルで安い。最初の7日間のお試し期間がある
✕ 初期費用が高い。途中で止めると損する。
■月払い
○ 初期費用が安い。やめようと思えば損少なく止められる。
✕ 長く続けるなら高い。お試し期間は無い。
悩んだのですが、僕は月払いにしました。
継続して使うかは使ってみないと分からないので、一旦お試しということで。
(このときはまだ、有料プランを見くびっていました。)
決済方法はクレジットカードかPayPalの2種類のみみたいです。
僕はクレジットカードを選択しました。
支払い方式とクレジットカード情報を入力し、「プレミアムにアップグレード」を選択すると、すぐに下の画面へと飛びます。
よくある「本当に支払いますか?」とかの画面は無いのでご注意ください!
ここまで来たらあとは使い倒すだけです!
では早速、何が出来るかを確認していきましょー!
全機能一覧
プラン別機能。タップで拡大推奨。正直多すぎて、、把握しきれません、、笑
これ全部使いこなしている方っているんでしょうかね。
単なるルート作成ツールには留まらないということを、僕もこのタイミングでしっかりと実感しました。
続いて、プランごとに機能を見て参ります。
Starter(無料プラン)
誰でも使える無料プランです。
この記事をご参考いただいている方のほとんどはこのプランかと思います。
つまり冒頭でご紹介しました基本機能がメインですね。
説明が重複してしまうため詳しくは省きます。
ただ冷静に考えると、ライドレポートが無料でいくらでも保存できるの、すごいですよね…。
Stravaもそうですが、サーバー代だって無料じゃないのに、太っ腹です。
ライドの思い出消えるの悲しいですもんね。
Basic(.99/月 .99/年)
ついにここから課金プランです。
月々約1,000円($7.99)支払いますと、これらの機能が使えるようになります。
ざっくり言いますとこのBasicは、スマホを強化することに特化しています!
スマホアプリ機能の開放
上表にある以下5つは、全てスマホアプリの充実化です。
●iPhoneとAndroidのターンバイターン・ナビゲーション
●モバイルのルートプランナー
●モバイルルートプランナー向けヒートマップ
●iPhoneとAndroidのライブロギング
●iPhoneとAndroidのオフラインマップ
正直僕はアプリでRWGPSを使うことがほとんど無いのでありがたみが薄いのですが、それでも機能の拡充は嬉しいですね。
特に個人的には“オフラインマップ”が嬉しいです。
たまに山の中に行くと圏外のところがたまにあるので、そういう時焦らず済むのは精神安定上とても助かります。
バイクメンテナンスログ
“バイクメンテナンスログ”とありますが、実際は2の機能があります。
●画面上側:プランメンテナンス…次のメンテナンスまでのリマインダー
●画面下側:ログメンテナンス…実際やったメンテナンスの記録
リマインダーは結構優秀だと思いました。
リマインドのきっかけは、距離か日付、どちらかを選ぶことが出来ます。
距離も選べるの嬉しいですよね。
ただ、繰り返し設定(〇〇日ごと)とかがないのが少し残念です。。
ログメンテナンスは実際に行ったメンテナスの内容や日付を入力して記録する機能です。
特段ファンシーな機能はありません笑
ただそういうログ付けるの好きな人、いるじゃないですか。僕もそうです。いいですよね笑
複数のプライバシーゾーン
ライドログを公開する時に家を特定されないための登録が、2箇所以上出来るようになります。
もともと無料プランだと1つなので、上の例のように色々と汎用性持って使えるのはありがたいですね。
特に自転車で通勤している方には嬉しい機能かと思います。
予想時間
ルートを開いたときのこの部分の時間(青い四角)のことです。
プランに入ると、過去の自分の走行ログから計算して自分が走る場合の予測時間を算出してくれます。
ここでおや、と思った方いますでしょうか。
RWGPSって、課金しなくてもルートの区間を選択すると予想所要時間が出ますよね笑
ちょうど上の画像の状態です。
これがあれば別に有料プランの意味無くない…?と思ったその方!
それは少し違います。
プランに入らない状態での予想所要時間は、自分のデータから導き出したものではありません。
そのルートを過去走った先人達のログから算出されたものです。
なので、参考にはなるけど自分のものではない、という感じですかね。
それがプランに入りますと、この状態での予想所要時間も自分に最適化された時間になる、という感じです。
僕は割と走る前にきっちり計画を立ててから走る派なので、これは助かります。
これからも愛用していく機能の一つだと思います。
Premium(.99/月 .99/年)
次にプレミアムプランです。
僕も今入っている、現時点で一番月額が高いプランです。
とは言ってもベーシックとは$2(2~300円)しか変わらないので、課金するなら断然こちらがおすすめです。
高度なルートプランニング
無料版ですと、ルートプランニング中の機能が一部灰色になって選択できないものがあります。
それが、プレミアムにアップグレードすることで全て開放されます。
普段頻繁に使う機能かと言われるとそんなことはないのですが、痒い所に手が届くようになることこそ課金プランの醍醐味かと思います。
個人的にはまだ使う予定はないんですけどね…笑
色を変更することは便利なのかな…?
もし活用している方いましたら、是非リプやコメントで教えてください!
ウェブルートプランナー向けヒートマップ
見える、見えるぞ、、先輩ライダー達が通っている道が、、
Stravaは無料で見れるけど、ルートを引くRWGPSにあることがとても大事なのだ、、
これで走りやすい道が一目瞭然…!! pic.twitter.com/jVa7hnD4lA— アキ@330Fleche R東京 (@aki_lifecycling) January 22, 2023
これ!僕の最も推しの機能は、これ!!
絶対多くの人に役立つはずなのに、何故もっと宣伝しないのだ…。
知ってたらもっと早くから課金していたのに…。
まず前提として、ヒートマップには2種類あります。
●グローバルヒートマップ
●パーソナルヒートマップ
グローバルヒートマップ
Stravaにも同様の機能ありますよね。
ただ個人的な感想ですが、RWGPSの方が圧倒的に見やすいと感じました。
そして何より、ルート作成ツール上に表示されることが何よりも大事なのです。
皆さん、ヒートマップって、いつどういう目的見ますか?
大抵の場合が、「次どこを走るかを決めるため」ではないでしょうか。
つまりルートを引くためです。
それがルート作成ツール上に表示されれば、色が濃い所をなぞるだけで先輩ローディーの方がよく走っている(走りやすい)道にルートを引くことが出来ます。
なんと素晴らしい!!
パーソナルヒートマップ
もう一つのヒートマップが、過去自分が走った箇所を表示してくれるヒートマップです。
これもめっちゃ有り難い機能でした。
ルート引く時、前通ったルートと同じ道を通りたい、とか、逆に前通ったルートは通りたくない、とか思う時ありません?
僕は結構あるんですよ。
そんな時、いちいち過去ログ遡る手間が省けるのはとても嬉しいです。
あとは、暇なときに眺めるのもとても楽しいです。
思い出振り返るの、いいですよね笑
このヒートマップでお酒進みます。
カスタムキューと関心地点
カスタムキュー
キューと言うのは、右左折や直進などの指示のことです。
RWGPSですと緑の吹き出しで表示されていますね。
そのキューは、無料版だと編集出来ないので、そのままか消すかの2択です。
それに対しプレミアムだと、中身を編集することが出来ます。
まず種類は、上記画像の通りめちゃくちゃたくさんあります。
右折左折直進などの道案内関連だけでなく、”Water”や”Climb”などのタイミングを示すことも可能です。
さらに4つの自由枠(Category)も用意されているので、足りないという方はほぼいないのではないでしょうか。
さらにサイコンに表示させることができる注記や説明も入れることが出来るので、自由度は必要以上に高いかと思います。
もちろん、キューの場所もルート上であればどこにでも新たに設定することが出来ます。
関心地点
正直、関心地点の意味がよくわかっていないのですが、恐らくこのことを示していると予想しています。
先程のカスタムキューは右左折といった”動作”を表すのに対し、関心地点はその場所そのものを表します。
具体的には以下のようなものを、ルート上に目印として配置することが出来ます。
スタート, ストップ, セグメント開始, セグメント終了
シャワー, トイレ, 休憩所, 宿泊施設, 公園, 水, 病院
コーヒー, 食べ物ビューポイント, フェリー, 頂上
これだけあれば普通は足りるはずです…笑
上記画像のように、コメントも入れられますしね。
長距離走ったり知らないところを走る時には有効に使えそうな機能でした。
キューレビューツール
使う方そんなにいないのでは??と勝手に思っております笑
上の画像で言いますと、左側にキュー(右左折などの指示)が出ていまして、それをクリックするとマップが該当箇所に飛ぶ、といったものです。
一つずつチェックが出来るので、細かくチェックしてからライドしたいという方にはお役立ちのツールなのかもしれないです。
僕はブルベやロングライドメインなので今後お世話になるかもですが、まだこのツールの便利さに気づいておりません…。
キューシートとRWGPSを一つ一つ見比べるような作業が今後あれば、きっと使う気がします。
プライベートのセグメント
Stravaでおなじみの機能だと思ってください!
独自でセグメントを作成することが出来て、ライドのたびにその区間のタイムを抜粋してくれます。
追加の仕方はいくつかあるかと思いますが、おそらく一番簡単なのは上記画像の方法です。
ライド一覧からセグメントに抜粋したい箇所を選択し、右下の「名前を付けて保存」→「区間」でセグメントが作成できます。
やはりStravaでもRWGPSでも、ちょうど自分に都合のいいセグメントって無かったりします。
通勤路とかよく行くルートの変な箇所とか。
なのでしっかりと区間を決めて測りたい方にはもってこいな機能かと!
ただ…、セグメント機能に関しては皆が使っているStravaで十分じゃないかな、と個人的には思いました。
わざわざRWGPSでやるメリットとしては、利用サービスを一本化出来るということくらいでしょうか。
まとめ
さてさて、ここまで長々とRWGPSの機能について有料無料関係なくご紹介をさせていただきました。
僕はやっぱりヒートマップが一番嬉しかったですね…。
まだまだ知らないルートや地域がたくさんあるので、どこ走ったらいいかの目安がとてもわかり易くあるのは助かります。
見ているだけで楽しいですしね笑
皆さんはいかがだったでしょうか。
課金する/しない について、最良の選択の手助けが出来ていたら嬉しいです。
今後、知らない課金機能を見付けたり新たに実装された際にはまた随時更新してまいりますので、そのときまた覗いてみてください!