ギア類

スピードセンサーは前輪がいいぞ。どっちでもいいけどね。

皆さんはスピードセンサー、どちらにつけてますか?
特に深く考えたことがない方が多いのではないでしょうか。

結論、どっちでもいいと思います。
ただ強いていうならば、どちらでもそこまで強い好みがないのならば前輪にしといたほうがいいのでは、と僕は思います。
根拠を3+2個にまとめました。

このブログを書いている人:アキ

2022/4にCanyon Endurace 購入

・好き:知らない土地へのロングライド
・苦手:ヒルクライム, 向かい風
・目標:2023年ブルベSR獲得

文量が多いです。要点は太字でまとめております。

メリット

さてさて、どっちでもいいとは言いつつ、ちゃんとメリットはあります。
2つですが笑
それぞれご説明をいたします。

メリット①  取り付けやすい

単純な話ではありますが、スプロケットがある後輪のほうが取り付けがしづらく、スプロケットのない前輪のほうが取り付けが容易です。
特にディスクブレーキ車だと顕著かとな思います。ローター気を使いますしね。

ただこれは一時的なものなので、最初さえ頑張って取り付けてしまえばそこまで障害になるようなものではないでしょう。
よってそこまで大きなメリットではないです。

メリット② 停車中のギア変で狂わない

皆さん、信号ストップの時にギアを軽くしていますか?

僕は、ギアが重いまま走り出して無駄に体力を削るのが嫌なのでほぼ必ず信号ストップ中にギアを軽くします。
まあストップする前に変えればいいじゃんという話ではあるのですが、急に止まったりやボーっとしてたり等する時もあるじゃないですか。
ビンディング外すことのほうがどうしても優先度高いですし。

そういう僕の、停車中に変速をする手順はこちらです。

【アキ流・停止中に変速するやり方】
※SRAM eTapです

①片足だけビンディングを外す
②前輪ブレーキ(右側ブレーキ)を握る(⑧まで継続)
③車体を前に傾けて後輪を浮かし、逆ウイリー(ジャックナイフ)の体制にする
④ペダルを踏んで後輪を回す
⑤後輪を変速する
⑥後輪ブレーキ(左側ブレーキ)を握って後輪を止める
⑦車体を戻す
⑧前輪ブレーキ(右側ブレーキ)を開放する

何だかんだ書いていますが、④だけが重要です。
つまり停車中に変速する場合、後輪を空転させることが必須です。

となると分かりますよね。
後輪にスピードセンサーを付けていると、その分誤作動が発生してしまいます。
ご存知の方も多いとは思いますが、スピードセンサーはスピードだけではなく、走行距離や走行時間も計測をしています。
これが毎回停車中に変速をする度に狂ってしまうのは、避けられるに越したことはないのでしょうか。

ちなみに上の停車中の変速についてはこちらの記事で書いているので、詳しく知りたい方はどうぞ。

それでもSRAM eTapはいいぞ。メリット3つ。デメリット2つ。ロードバイクって本当にややこしくないですか…? コンポだのフレームだのホイールだの。 メーカーだの年式だの組み合わせだの。 そ...

以上、僕が考えるメリット2つでした。
正直1つ目に関しては最初だけですし、そこまで考える必要もないかな、というのが正直な感想です。
ただ2つ目は、停車中に変速を毎回する僕のような人にとっては大事なポイントなのかな、と思います。

デメリット

お次はデメリットです。
これは……頑張って考えたのですが1つしかありませんでした。

デメリット① 見た目が若干悪くなる

正直、スピードセンサー自体はかっこよくないと思います。
スピードセンサーが付いている状態と付いていない状態、どっちの方がかっこいいかと聞かれたら、”付いていない状態”と答える方のほうが多いのではないでしょうか。
(別にどっちもどっちじゃね?という答えは今回無いものとします。)

なので出来るだけスピードセンサーは隠したいもの。
ただし、前輪はスプロケットがない分若干目立つことになってしまいます。
これはメリット①でお伝えしたこととトレードオフの関係ですね。。
取り付けやすいということは、外から見えやすいということになってしまいます。

あとは乗車時、自分の視野に入ってくるというのも一つデメリットではないでしょうか。
後輪なら付けていることも忘れてしまいそうですもんね。

というわけでデメリットとしては、前輪のほうが見た目が悪くなってしまう、という話でした。

メリットでもデメリットでもない話

少し脱線をしますが、ここから2つ、どうでもいい話をします笑
前輪後輪で若干の差はありますが、正直微量なさすぎてどうでもよくね?っていうものです。
普通記事にしないような内容と思うのですが、僕はあえて書いてみることにしました。

計測距離が若干長くなる

まず下の図を見てください。
蛇行運転をした場合の、前後輪の上から見た動きを極端に表したものです。

極端に、です。

感覚的に分かる方も多いと思います。
後輪は前輪ほど左右に振れることはありません。

つまりその結果、走行距離は若干前輪のほうが長くなります。

これがすべてのカーブを曲るたびに起きるので、前後輪では走行距離が若干異なってきてしまうということです。

ただ、、そこまで気にされますか?笑
ていうか、どっちが正しいとかなくないですか?笑

本当に厳密に距離や速度を測りたいのであれば、本来はタイヤの回転数ではなく自分自身の移動距離、移動速度を計測すべきです。
なのでそもそもタイヤの回転数で測っている時点で精緻ではないんですよ笑
自分自身はタイヤのちょうど中間のあたりにいるわけですから。

なので、そこまで気にするのかという問題です。
気にする方はほとんどいないと思うので、つまりメリットでもデメリットでもありません。

サイコンと近くなる

僕が実際にスピードセンサーをどっちにつけようか迷っていた時に、何度か「センサーは出来るだけサイコンに近い前輪に付けたほうがいい」という意見を見ました。
確かに、理屈は理解できます。
無線で信号を飛ばしているわけですし。近いほうが電波良さそうですよね。

そして僕は前輪には付けていますが、断言します。

『後輪にしたからって信号が悪くなることは絶対にない』

この世に絶対はありえませんがこれは絶対でしょう。
多少悪くなったって変わらないです。
そんな設計で作られたら驚きです。ありえないです笑

なのでこれも、特にどっちでも大丈夫です。
メリットでもデメリットでもありません。

まとめ

さて、ここまで以下5つの点について言及をいたしました。

○メリット
・取り付けやすい
・停車中のギア編で狂わない

○デメリット
・見た目が若干悪くなる

○メリットでもデメリットでもない
・走行距離が若干長くなる
・サイコンと近くなる

正直戯言の範囲を出ないかと思います。。
だって、どっちでもいいんだもの。。

あえて結論を言うのであればこういう感じでしょうか。

・停車中によくギアを変える人→前輪
・絶対に見た目を良くしたい人→後輪
・どうでもいい人→前輪(取り付けやすいので)

よろしければサイコン導入の際、ご参考くださいませ。

普段はブルベを目指して頑張ったり、Canyonの普及活動を行ったりしております。
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