今週末、AJ千葉さんのBRM610千葉400KM茨城半周に参加をして参りました。
自信初の400km、初の雨の可能性ありということもありかなりビビっていたのですが、結果だけ見るとめちゃくちゃいいタイムで終えることが出来ました。
コースも天候も非常に良かったです。
特にコースは、信号がめちゃくちゃ少なかったのが本当に好印象でした。
峠道とか山道で信号が少ないのは普通だと思うのですが、平坦でもかなり信号が少なかったです。
ブルベやる方なら分かると思うのですが、信号って本当に敵でしかないですよね。。。
けどこのコース、ひっかけがあります。
まじで翌年以降参加される方は気を付けてください!
22時間10分でゴールしました!
納車一年の初400kmにしては早くないですか??何故か距離短いけどショートカットしてません笑#mycanyon pic.twitter.com/0wopEkmlk8
— アキ@330Fleche R東京 (@aki_lifecycling) June 10, 2023
2022/4にCanyon Endurace 購入
・好き:知らない土地へのロングライド
・苦手:ヒルクライム, 向かい風
・目標:2023年ブルベSR獲得
文量が多いです。要点は太字でまとめております。
コース紹介
概要
スタート/ゴールは、霞ヶ浦の「かすみがうら歩崎公園」という場所。
霞ヶ浦の割れ目?のところです。
ちょうどサイクルボールのカスイチの拠点にもなっていました。
そこからは副題「茨城半周」の名の通り県境を通り、栃木との県境、福島との県境、海岸線を回って帰ってくるコースです。
RWGPSの標高マップの通り、最初と最後の200kmは(大体)平坦。
真ん中の200kmでひたすら登る、というコースです。
大体200kmで3,100m登ります。
きついんだこれが…。
あとこのコースの特徴としては、非常に信号が少ないです。
都市部を通ることが少ないということもありますが、平坦区間も大きい道路を通ることがあまりなく、巡航を維持しやすいです。
中盤のアップダウンについては、、後で詳しく触れますね笑
スタート~第2PC(平坦)
基本的にのんびり平坦です。
よくある田舎の田園風景を想像いただければ多分そんな感じです。
大きなイベントは特にありません笑
ただ少しだけ注意なのが、たまに少し登ったりします。
これは個人の走り方の自由ですが、こんな所で10秒くらいを稼ぐためにFTP以上のパワーを数十秒使うのはもったいないと思います。
のんびり行きましょう。
けど実際僕は、特に第1PCまでの間あまりゆっくりいけませんでした。
ちょっといい感じのトレインがありまして、それに乗っていたからです。
正直、少し頑張った出力じゃないとついていけないくらいだったのですが、「少し頑張るだけで巡航速度が5km/hくらい上がるなら…」ということで1時間ちょい乗せてもらったんです。
(ちなみにその前は僕が先頭だったのですが、遅すぎたようで1時間くらい引いた後めちゃくちゃ抜かれました。)
平坦ですし、きっと誰かと一緒になる区間だと思います。
そういう時はローテ回したりも十分にありな区間かと思いました。ご無理せず!
信号は思ったよりありますが、そうは言っても都心部に比べたらかわいいもんです。
何も考えずともグロス速度を稼げる区間ですので、気張らずに通過してしまいましょう。
また、PC間の距離が短いので休憩は短めがおすすめです。その方が後半楽です。
第2PC~第4PC(アップダウン)
アップダウンが続きます。
一つ一つは決してきつくはないのですが、見てくださいこのギザギザの数。
もう本当に嫌になるほどのアップダウンです…。
てか嫌になりました。本当にここしんどかったです。。
内訳は以下の通りです。
①第2PC~第3PC:林道や採石場など難易度高めだけど短い
②第3PC~第4PC:一般道が多いけど、長い。やだ。
本当に、①はそこそこ気を付けてください。
最初の林道は結構な斜度がありましたし、苔が生えてて滑りそうでした。
採石場付近は、狭い、滑る、ボコボコ、で路面が最悪でした。
ここは特に焦る区間でもないのでお気をつけて走行ください。
けどアップダウンの数も限られていますし、まだここはいいです。ここは。
問題はその後ですよ。
まずは距離が長い。80km弱あります。
平地なら別にいいんですが、、ねぇ、、
僕は真ん中あたりでちょい休憩を取りました。
コンビニに行きたいのであれば、「セブン-イレブン 那珂川町馬頭店」がちょうどいい地点にあるのでおすすめです。
逆にこれを逃すとその先45km一切ありません。
次に、アップダウンしかない。平地を走った記憶がない。
ちょっと下ったとしてもすぐ登るので、全然下りも嬉しくないです。
この区間のことを何人かの参加者と話したのですが、皆口を同じくして「きつすぎ!」って言っていました。
もちろん僕もです。
本当にきっついですが、ここが一番きついところです!
乗り越えたあなたは偉い!
第4PC~第5PC(峠越え)
峠なんてね、淡々と回してればそのうち着くんですよ!笑
変にちょっとした下りとかがない方が逆に優しいってことに気が付いたライドでした。
めちゃくちゃ斜度がきついとかあまりなかったです。
一部10%超えることもありましたが、8%以下がメインで、平均は5%前後だったと思います。
ゆっくり行けば着きます。全然問題ない。
この区間で一番気をつけるべきことは暗さです。
余程のツワモノでもない限り、この区間は真っ暗な時間帯に通過します。
特に最後のダウンヒルは確実に真っ暗です。
登り切りました!
下ります! pic.twitter.com/gCEvgeN126— アキ@330Fleche R東京 (@aki_lifecycling) June 10, 2023
車通りは少ないですが、0ではないです。
僕は5台位すれ違いました。
急カーブも多いですし、下りの斜度もきついです。
ここで焦っても短縮できる時間は高が知れているのでゆっくり安全運転でいきましょう。
あと、心細いので誰か一緒に、もしくは音楽とかかけると良いかもです。
僕はたまたまこの区間を、足も気も合う方と一緒になれたのでよかったのですが、ここをずっと一人だったと考えると、、恐ろしいです。
第5PC~ゴール(平坦)
ここまで来たらもう消化試合ですよ!
と言っても120kmくらいあるんですが、まあ細かいことはいいんですよ笑
大体平坦です。
たまにちょっとしたアップダウンはありますが、全然大したことはないです。
住宅街で2回位、10%超えの坂もありましたが、今までに比べれば屁の河童ですよ。
さらに信号が少ないです。
特に後半。最後のPC以降はほとんど信号はありませんでした。
つまりどういうことかと言うと、タイムを稼げるということです。
信号が少ない後半(最終PC以降)は、僕はグロス速度で23.7km/h でした。
350km走った後のグロス速度にしては速くないですか?
けどこれは僕がすごいのではなく、平坦×信号が少ない という状況なので誰でも再現可能な速度です。
序盤と同じく、のどかな茨城の田園風景を見ながらウイニングランを決めちゃってください!
雑感・注意点
初心者の簡単な振り返りですが、いくつかご助言的なものをまとめました。
もし今後参考にされる方はご参考ください。
装備
ライト
僕はこちらのRN1500×2 で挑みました。
特に不満は無かったのですが、必ず2灯は用意してください。
何故なら、ダウンヒル中は光量を上げて使用するためバッテリーがすぐに無くなるからです。
実際僕は1つバッテリー空にしてしまいました。
どっちにしろルール的にフロントライトは2灯必要ですが、サブとメイン 的な考えではなく、メインとメイン で行くことをおすすめします。
ボトル
頻繁にPCがあるので、天気によっては600ml程度のボトル1本でもいいかもしれません。
僕は2本体制で行きましたが、2本目に口つけることはほとんどありませんでしたし。
軽量化考えている方は是非トライしてもいいコースかと。
服装
雨は除いて、この季節の開催であれば上着はいらないと思います。
実際僕は夜中も明け方もウインドブレーカーは着用しませんでした。
(雨が降ったので、最後の30分程度レインジャケットは着用しましたが。)
標高がそこまで高くなく、かつ、高い区間も短いからですかね。
あと海の近くは夜でも冷えづらいですし。
寒さに弱い方はあっても全然良いとは思いますが、荷物が増えるのが嫌な方はいっそのことなくてもいいかもです。
走行計画
上のレポートでも触れましたが、このコースでタイムを稼ぐ区間は最後の120kmです。
必ず巻き返せます。
なので、序盤は気張らずマイペースで。
中盤のアップダウンと峠は無理をせず。で十分です。
PCも多いですし、本当に中盤までは15km/hで行っても問題ないと思います。
ちなみに今回、僕が知るだけでも2人が走行中に気持ち悪くなってしまってダウンヒル後に大休憩を取られていました。
そうならないよう、お気を付けください。
中盤までは、焦らずです。
まとめ
以上、初の400kmブルベレポでした。
AJ千葉さん的に難易度は5段階で2らしいのですが、アップダウン区間終えたときには「絶対3か4だろ!」って半ギレでした笑
けど最後まで走ってみると、最後の平坦のおかげか納得です。
喉元過ぎれば熱さ忘れるってやつですね。
他の400を走ったことがないので分からないですが、決してハードでは無いと思います。
茨城をぐるっと楽しみたい方、是非いかがでしょうか!
僕は、、もう勘弁です笑