先日、ロードバイク歴1年半にて1000kmブルベを無事完走することが出来ました!
その経験から、これさえ見ればOKという訳ではないですが、僕が実践した中で特に重要だと感じた戦略をまとめました。
初心者でも走破出来た戦略達です。
少し長い記事ですので、ご興味のある箇所だけかいつまんで読んでいただければいいんじゃないかな、と思います。
全て取り入れる必要はないですし、ご自身のスタイルにしっくり来る所を重点的に読んでいただければ。
BRM1007熊本1000km、無事完走しました!
初めて尽くしでめちゃくちゃ不安でしたが、終わってみれば意外とさくっとで、成長を感じました笑ただ、
2日目の、
終日の雨は、
まじでくそ!!!! pic.twitter.com/QdPas0l39a— アキ@330Fleche R東京 (@aki_lifecycling) October 10, 2023
2022/4にCanyon Endurace 購入
・好き:知らない土地へのロングライド
・苦手:ヒルクライム, 向かい風
・実績:納車1年でブルベSR、1.5年で1000km完走
文量が多いです。要点は太字でまとめております。
ちなみに持ち物・装備に関しては、こちらにまとめています。
簡単なプロフィール
まず、「そもそもお前誰やねん、どこの馬の骨か分からない奴が書いた記事なんて信頼できるか。」というお言葉が聞こえてきます…笑
そうですよね。
中途半端なやつのアドバイスとか、聞きたくないですよね笑
なので簡単ではありますが、完走時点での経歴と走行したブルベについておまとめしました。
具体的な戦略についてはその後に書いていますので、ここはすっ飛ばしてそちらからでも全く問題ないです!
1000kmブルベ完走時の経歴
・31歳
・ロードバイク歴1年半
・乗る頻度は2,3回/月
という、ブルベ界の諸先輩方と比べると非常に薄い経歴です…。
まだ知らない事や経験したことの無いことばかりです。
ただ、だからこそ人一倍準備をして臨みました。
その経験が(1000kmは極端ですが)、これからブルベか否かに問わずロングライドに興味がある方の参考になれば嬉しいです。
走行コース
僕が実際に走ったコースはこちらです。
ランドヌール熊本さんの、「BRM1007熊本1000km東九州」に参加をいたしました。
熊本発着の時計回りのコースで、平坦とアップダウンの両方があるコースでした。
市街地も通れば山間部も通りますし、路面も良かったり悪かったりと様々です。
気温は、最高気温が31度。最低気温が16度と非常に好条件でした。
なにかに偏ったコースではなかったと思うので、その辺りもご参考にされる際に考慮いただければと思います。
Stravaの走行ログはこちらです。
4日間のログです。
何かのご参考になれば嬉しいです。
もし質問あれば、出来るだけ答えますね。
にしても2日目、サボりすぎたわ笑家帰ってログ繋げたら、またアップします。 pic.twitter.com/Ons6w8LS0G
— アキ@330Fleche R東京 (@aki_lifecycling) October 10, 2023
それでは実際、こんな初心者がどうやって計画を立てて走りきったかを備忘録的にまとめて参ります!
走行計画
兎にも角にも走行計画です。
走力があればテンションに任せて走っていれば時間内完走もできるかもしれませんが、僕には到底無理です笑
ちゃんと、計画を立てる派です。
概要
他の方がどの程度立てているかは分からないのですが、僕はある程度きっちり走行計画を立てている方だと思います。
各停車ポイント(CP, 休憩 など)毎に、経過時間、平均速度の2つを管理しています。
その上で、日毎の走行距離は以下に設定をしました。
◯1日目:326km(18.9km/h)
泊:大分市
◯2日目:330km(17.7km/h)
泊:志布志市
◯3日目:239km(16.3km/h)フェリー含む
泊:出水市
◯4日目:122km(17.6km/h)
では、何故そうしたのかなどを詳細を書いていきます。
距離は序盤に稼ぐ
まず最初に考えることは、日毎の走行距離です。
大枠を抑えて、徐々に細かいところを決めていく手順ですね。
上の日毎の走行距離を見ていただければ分かる通り、2日目までと3日目以降で走行距離が全く違います。
まだ序盤で元気があるうちに距離を稼いでおこう。という作戦でした。
(660km地点が序盤かどうかは置いておいて笑)
理由は明白で、疲れによって徐々にペースが落ちることと、何かのトラブルによる遅れが起きた際に帳尻を合わせる余裕を持つためです。
結果としてこの作戦は、半分くらい正解でした。
正解だった点は、狙い通り序盤に距離を稼げたこと。
3日目以降の心の余裕に非常に大きく寄与しました。
「こんなに疲れているけど、今日は昨日の2/3しか走らなくていいのか。」という感じですね。
これがもし逆なら恐ろしいです。
但し半分は不正解だと思っていて、次回同じようなブルベに参加をするのであればきっとこの計画では走らないと思います。
夜間走行の時間が長くなってしまったからです。
今回の計画では初日と2日目は26時まで走る予定でしたし、実際そうなりました。
そうなるとね、眠いんですよ笑
寝落ち落車しそうになったんですよ笑
夜、どこを走るかって非常に重要だと思います。
真っ暗な田んぼ道や峠道を走るのか、繁華街を走るのとでは緊張感が全然違います。
うっかり寝てしまう可能性も、全く異なります。
なので、可能な限り明るい時間帯は走っているような走行計画にするかな、と思います。
真夏とかだとまた違うんでしょうけどね…。
あとはめちゃくちゃ長く、かつ、街頭の無いダウンヒルがあればまたそれは考慮すべきかな、とも思います。
ただ、序盤に距離を稼ぐ、という点においては正解だと思っていますし、今後も踏襲をする予定です。
夜はベッドで寝たい
何言ってんだお前って感じかもしれませんが、(僕にとっては)非常に重要です!
まず個人的な話で申し訳ないのですが、僕は寝ないと動けないタイプです。
ブルベライダーの方の中には稀に、寝なくても動ける訳の分からないタイプの超人がいますが、僕はその類ではありません。
ちゃんと寝たいです!笑
なので制限時間75時間をフルに使って、きっちり3泊ホテルを取る作戦以外ありえませんでした。
コインランドリーでの仮眠や漫画喫茶での宿泊、もしくは2泊で走りきってしまう方もいるとは思いますが、僕には到底真似はできません…。
身とバイクの安全を確保するには、ホテル泊は必須でした。
なので毎晩のホテルを事前に予約し、毎日、次のホテルに向かう計画に沿って粛々と進んでおりました。
余裕が無い方ほど、ちゃんとホテルには寄ったほうがいいと思います。
もし、寝なくても動ける方は計画がまた異なるのでこれは計画の序盤で決めておくのが良いかと思います。
目標速度はどんどん遅く
日毎の走行距離と宿泊地が決まったら、あとはどれだけの速度, 時間でそれをこなしくていくかを決めていきます。
こればっかりは、自分の過去の走行ログとにらめっこをし、今回のコースはどれくらいの速度で走れるかを考えるしか無いです。
考えることは色々あります。
信号の頻度, 獲得標高, 気温, 風向き, 天気, 休憩の場所, フェリーのタイミング, トラブルのバッファ, などなど…
但し多くの方に共通して言えることは、目標速度は徐々に遅くしていけ。ということです。
初日と最終日、同じ出力で走れますか?
だったら凄いです。けど僕は無理なのでそうはしていません。
計画は、ちょっと逃げ腰くらいがちょうどいいんですよ。
目標速度の設定方法
じゃあどうやって速度を決めるか。
僕は、Ride with GPSの機能を使っています。
上の記事にも書きましたが、Ride with GPSには区間を選択すると自分の予想走行時間を表示してくれる機能があります。
但し注意として、この走行時間には信号ストップと疲労の蓄積が考慮されていません。
あくまで大まかな目安として使用し、最終的には自分で調整をしています。
0から作るとけっこう大変なので、僕は重宝している機能の一つです。
ここまで作成をすると、ようやくどれだけホテルに滞在できる余裕があるかを算出出来るかと思います。
こればっかりは誤魔化しが効きません。
速ければ沢山寝られるし、遅ければ寝られません。
無理な走行計画, 滞在計画とならないよう、いいバランスを調整してみてください。
頑張って走って長く寝るのか。
無理なく走って短く寝るのか。
デジタル試走
さて、ルートはある、どこをどれくらいに走るかも決まった。
となると、僕はここでGoogle Mapの衛星写真を使ってデジタル試走をします。
結構時間はかかるのですが、ルート全てを上から眺める作業ですね。
ややこしい所やPC付近は、ストリートビューを使って細かくチェックしたりもします。
今回だと多分、、3~4時間くらいかかった気がします。
が、これをするとしないとでは当日の安心感が段違いですし迷うことも少なくなるので、それには替えがたいです。
キューの精査や、信号の頻度、変則交差点の事前チェックなどをしています。
僕が特に大事だと思っていることを中心にまとめました。
本当は上の5倍くらい工程あるんですけどね…笑
ただ要点は抑えているつもりです。
そして、読んでいただければ分かったかと思いますが、なにか特別なことはしていないかと…。
ちなみにやることは200kmでも同じです。
経験を積んで、自分にとってちょうどいいやり方を確立していくことが大切だと思います。
僕もまだまだ、試行錯誤中です。
走り方
さて、ついに走り出します!
完璧な計画なんてものは存在しませんが、ある程度ちゃんとした計画があればもう8割は済んでいるようなものです。
その計画を完遂出来るような走り方として、これまた特に僕が気を付けていることを中心にまとめました。
停車時間は最短に
PC, 休憩, フォトチェック等など、ブルベ中に停車することは山程あります。
僕は、これらは1分でも短くするようにしています。
何でかと言うと、ホテルで寝たいんですよ笑
疲れを取るために1分でも多く寝たいんです。
そして、速く走りたくないんです。
疲れるから笑
なので(信号などは除き)、停車をしなければいけない時間は出来るだけ減らしています。
どれだけきつい坂でも絶対に足付きしないと決めていますし、予め決めた休憩ポイント以外でも絶対に止まりません。
休憩も必要以上には留まらない。
フォトチェックは休憩ではなく、写真を撮ったらすぐリスタート。
これが僕のルールです。
休憩以外で少しでも止まると癖になってしまいますし、何よりグロス速度が急激に落ちます。
それは速い人なら問題ないかもしれませんが、走力のない僕には大ダメージです。
けど勿論、景色の良い風景があったら止まって写真は撮ったりはしますよ!
ブルベは旅行ですからね。
そういう時に止まらないのはもったいないし、あり得ない。
走りながら休む
休憩しないと走れないやろ!って思う方、分かります。
僕もそうでした。
けどそうじゃないんです。走りながら休むんです!!
つまり休むダンシングってやつです。
僕も見様見真似なのでちゃんと出来ている自信はありませんが、別にいいんです。
目的は、ずっと同じ姿勢で同じ筋肉を使い続けている状態から脱却することなので。
不出来でも問題ありません。
特に登りは効果的だと思います。
登りって、力んで変な力入ってしまいません?
そして普通にしんどいじゃないですか。
だからこそ、筋肉的にも気持ち的にもリフレッシュできるダンシングは意識的に取り入れるようにしています。
是非、しんどい時ほど取り入れてみてください。
2,3分やるだけで、結構回復しますよ。
ポジションは変え続ける
ひとつ上のダンシングにも通じる所がありますが、目的は負荷の分散です。
だいたいね、人間は何十時間も自転車漕げるように作られてないんですよ!笑
例えば靴の中で足の位置を動かしてみたり、背筋を伸ばしてみたり、ハンドルに当てる手の部位を変えてみたり、等など。
最適な位置じゃなくなることは百も承知です。
けど、最適な一つのポジションに何十時間も体を固定出来ますか?出来ませんよね?
指定距離を指定時間内に健康に走り切る為に、まずは体へのダメージをとにかく分散をしましょう。
速さを求めるのはその次です。
なので、特にハンドルのセッティングは少し窮屈なくらいがちょうどいいと思っています。
その方が上ハン持った時に大きく姿勢を変えられますし、逆にブラケットの先端を手のひらで持てば深い姿勢も取れますしね。
僕は、楽な姿勢を取る、というより、姿勢のルーティーンを回していく、という考えにいたりました。
ギアは適正なものを
下らないプライドは捨てましょう!!
以上です!!笑
乱暴ですが、それだけです。
1:1のギア比が無い人は、次のブルベまでに必ずお近くのショップに行って交換してきてください。
そして、それをふんだんに使って走ってください。
走り切って、余裕があって、速度を求めたいのなら、その時戻せばいいじゃないですか。
ビリにならない
2つ理由がありまして、一つはメンタルの支え。もう一つは安全面です。
メンタル面の理由は、やっぱり最後尾って辛くないですか?
無意味に焦りますし、このまま誰にも会えないんじゃないか、という孤独感にも襲われます。
なので前後に同じ境遇の方がいる、という思いで走りたいので出来るだけビリにはならないように気を付けています。
もう一つの安全面は、誰かに発見してもらいやすくなるからです。
ブルベは、信じられない時間帯に信じられない道を通ることが往々にしてあります。
前後数キロ誰もいないんじゃないか、という感じですね…。
そういう時でも、ビリじゃなければ1時間位待てば同じ参加者の方が誰か絶対に通るはずです。
事故った時でもトラブった時でも、助けてもらうのが前提なのはあまり良くないとは思いますが、安心するじゃないですか。
という理由から、僕は可能な限り一番後ろにはならないよう、気を付けています。
ま、走力的に最後尾になってしまうときはもう諦めですが…笑
以上、僕が走行中に主に気を付けていることです。
これまた突拍子もないことは少ないと思いますが、ブルベとはそういうものだと思っています。
いかに基本に忠実に、無理せず淡々と走れるかが大事です。
補給戦略
さてさて、大事な大事な補給戦略です。
ここで失敗するのは本当にもったいないです。
メインは走ること。その足を引っ張らないように、適切な補給方法を取れるように頑張りたいです。
【今回のブルベのMVP】
初の1000kmを、
・ロードバイク歴1年半
・トレーニング無し
・ライドは2,3回/月
という人間が走りきれたのは走力が高いからではないです。
ブログやYouTubeを見漁り、先人の方々のノウハウを取り入れたからです。
その中で3つ、今回のMVPを紹介します。… pic.twitter.com/yfrMdV3wCM— アキ@330Fleche R東京 (@aki_lifecycling) October 10, 2023
600kmまでと違う所
600は1泊2日。1000は3泊4日です。
ブルベのルール上、距離以上に時間が伸びています(600は40時間。1000は75時間)。
600の1泊2日までであれば多少栄養バランスが崩れても健康を保つことはできますが、流石に3泊4日では難しいようです。
走りながら諸先輩方に教えていただいたことの一つに、600までであればテキトーに糖質を補給していれば問題ないが、1000は野菜や果物類(ビタミン類)も摂らないとだめ。ということがありました。
そうしないと最終日に口内炎などの健康被害が出てしまうそうです…。
3泊4日ですもんね。ある程度「生活」を意識する必要があるのかな、と思います。
主食はおにぎりか和菓子
主食として、概ね休憩の度に2つ~3つ食べていました。
ただこれは休憩の頻度や体の大きさによっても変わると思うので、あくまで参考程度ですかね。
ご存じの方ばかりだとは思うのですが、必要なのはとにかく糖質です。
別に脂質やタンパク質もとっても良いのですが、直接エネルギーにはなりづらいですし、何より消化に悪いのでおすすめしません。
僕はおにぎりだったとしてもチャーハンおにぎりみたいなものや、和菓子もホイップどらやきのようなものは脂質が多いので避けています。
あと、夏のクソ暑い日だとなかなか喉を通らないこともありますが、そういう時はゼリー飲料の頻度が増えますね…。
あれはもう、おにぎりとか食べれません。
とはいいつつ、胃の強さは非常に個人差が大きいです。
こればっかりは基本は抑えつつ、ロングライドを通してご自身に合った主食を探していただきたいです。
グランフォンドウォーター
これを、こうじゃ!
ブルベは補給が、命じゃ!!#activike#グランフォンドウォーター pic.twitter.com/Qr7gl4hzlh— アキ@330Fleche R東京 (@aki_lifecycling) October 4, 2023
これ無しでのブルベはもう考えられません。
僕が主食を食べる量が少ないのもこれのおかげです。
簡単に説明をしますと、グランフォンドウォーターはこのようなものです。
◯水に溶かして飲む粉
・1gあたり約3.7kcalのカロリーが含まれている
└飲む補給食。液体からカロリーが摂れる。
・必要なミネラルも含まれている
└足攣り予防。健康維持。
・脂肪燃焼作用のあるカルニチンも含まれている
└糖質エネルギーの節約。VAAMの代用。
分かりますか?
最強なんです笑
ブルベの際、僕はこれをボトルに入れて補給に利用しています。
どのくらいの頻度でどの程度摂取しているかはまた別途記事にする予定ですが、ざっくり、
僕は予測消費カロリーの半分をグランフォンドウォーターで摂取するようにしています。
結局カロリー摂るならおにぎりだって何でもよくない?という意見があるかもしれませんが、僕にとってそれは全然違います。
まず1つ目は、休憩時間を減らせるということ。
前述の通り停車時間は1分でも短くしたいです。
そのために走りながら容易にカロリーが摂れるグランフォンドウォーターはとても重宝しています。
2つ目は、胃に優しいという点。
特に夏、長距離ブルベを走ったことのある方なら分かるかもしれませんが、内臓への負担は半端ないですよね…。
それにおいて、固形物と液体、どちらの方が胃に優しいかは言うまでもないと思います。
食欲も落ちる時ありますし、安定したカロリー摂取ほどありがたいものはありません。
それに加え、ミネラルとカルニチン、これはもう、手放せません…。
但しデメリットもあります。
それは、重く、かさばるということ。
こればっかりはどうしようもないのですが、、僕はほぼ、グランフォンドウォーターを持ち歩くためだけにフレームバッグを使っているほどです笑
けど替えがたい!!
これからもお世話になります!!
気になる方は、是非こちらの公式サイトも見てみてください。
~追記~
別途記事にもしましたので、より詳細なことを知りたい方はこちらも併せてどうぞ。
アミノバイタル プロ
体の20%はタンパク質、つまりアミノ酸で構成されているらしいです。
という理屈は一旦置いておいて、こいつは本当に良いです。
これを定期的に補給したお陰で、最後まで足を残して走り切ることが出来ました。
科学的な根拠は詳しくはないのでうまく伝えることが出来ないのですが、とにかく良いんです!
摂取頻度は、その日の朝走り出す時に1回。
その後は100kmごとに1回。を繰り返しました。
この頻度は、東京⇔大阪キャノンボールのばるさんの記事を参考にさせていただきました。
勿論個人差はあると思うのですが、覚えやすいのとこれで効果が出たので、僕はこの頻度で今後も摂取していこうと思います。
アミノバイタルは何種類かラインナップがありそれぞれ適したタイミングがありますが、僕はめんどくさいのでアミノバイタルプロで統一をしています。
それぞれ適した商品を選んで摂取するに越したことは無いと思うので、余裕のある方は数種類持ち歩いてみてはいかがでしょうか。
とにかく一度、騙されたと思って買ってみてください!
足の疲労の蓄積具合が全く違います。
絶対後悔しないはずです。
野菜ジュース
先程も書きましたが、3泊4日となるとある程度「生活」を意識する必要があります。
ということで僕は、大体2回の休憩に1回ペースで野菜ジュースや果物ジュースを摂るようにしました。
結果としてそれが奏功したかは不明ですが、完走後も特に体の不調無く終えることが出来ました。
何を飲むかは自由でいいと思います。
摂取する事自体が大切なので。
強いて言うのであれば、毎回違う物を選ぶのが良いと思います。
そうすれば最終的にバランスが良い摂取になる可能性が高いので。
以上が、僕が主に取った補給戦略です。
これも非常に基本的なものかと思います。
足りないと走れませんし、多すぎると胃もたれしてこれもまた走れない…
塩梅難しいですが、こればっかりは、基本は抑えつつ自分流を見付けるしかないです、ね。
小物アイテム
ここから先はちょっとしたお助けアイテム的なものです。
ちょっとした、とはいいつつ、こういう一つ一つがストレスを軽減してくれるんです。
長丁場だからこそ、見落とせません。
プロテクト J1
手やお尻などを、擦れから守ってくれるアイテムです。
初導入しましたが、非常に良かったです。
これのお陰で、終日雨天だった日でも手やお尻を守ることが出来ました。
どのくらい守れたかというと、これ無しで走る200kmより、これ有りで走った1000kmの方が手のひらの皮が剥けませんでした。
驚きですよね笑
5倍走ってんすよ?笑
人間はそんな長距離走れるように出来ていませんので、アイテムに頼ることは自然で当たり前なことだと思います。
少し高いのですが、騙されたと思って一度試してみてください。
日焼け対策
ちゃんと対策、していますか?
当たり前にしましょうね。
日焼けは疲れますし、何より肌に良くないです。
僕は、基本的に(転んだ時のリスクも考えて)自転車に乗る時は出来るだけ肌を出さないようにしています。
夏はニーカバーやアームカバーで露出を防いでいます。
曇りの日でも一日中外にいれば焼けます。
男だから、とか、おじさんだから、とか、もうこんがり焼けちゃってるから、とか、そういうの関係ないっす。
日焼け止めを塗るか、露出を防ぎましょう。
夏でも大丈夫な薄いニーカバー、中々無いのですがサンボルトから出ています。
真っ黒ですし邪魔にならないのでこれ、おすすめです。
日焼け止めは、僕が使っているのはこのアネッサですがとにかく落ちづらければ何でもいいと思います。
それを踏まえてやっぱりアネッサはおすすめですが。
特に夏、怠らずにやりましょう。
ガム
いきなり突飛かもしれませんが、僕にとっては必需品です。
だって一日中ものを食べ続け、かつ、メインは口呼吸じゃないですか。
虫歯になりますよ!!!
なので僕は休憩終わりに30分前後、ガムを噛むようにしています。
効果がどれだけあるかはよく分かってませんが、歯磨きが中々出来ない環境なのでやらないよりかはましかと…
僕が噛んでるのはこれです。
が、これも甘いお菓子ガムでなければ何でもいいと思います。
好きな味のものを見付けてください。
スマホマウント
スマホ、使いたいじゃないですか笑
写真も撮りたいし、Google Mapも見たいし、LINEも確認したいじゃないですか。
だから僕は、写真のようにステムにスマホマウントを設置しています。
これがあるとないとじゃ、メンタルが大違いなんですよ…。
別にね、バックポケットとかに入れてもいいんですけど、ステムに固定することで持たずに操作ができる, すぐに触ることが出来る、というのは替えがたいです。
ブルベは単独走行になることも多いです。
その時にスマホが触れるってのは、とても心強いと思いますよ。
是非一度使ってみてください。
これも「生活」をする上で必要な要素だと僕は思っています。
種類は色々とあって迷いますが、、このツイートをリプや引リツ含めご参考いただければと!
スマホのステムマウントはPeak Design一択だな。
今のが壊れたので買い替えるのですが、有名な3つだと「容易に片手で付け外しが可能」のはPeak Design(1枚目)だけ。
・IntraLock(2枚目)は外す時に両側のツメを押す必要がある
・Quad Lock(3枚目)は両手が必要… pic.twitter.com/YFeVBG1Unn— アキ@330Fleche R東京 (@aki_lifecycling) October 13, 2023
まとめ
長くなってしまいましたが、これらが、ロードバイク初心者が1000km走り切るためにした準備や戦略ですのメインどころです。
参考になりましたでしょうか?
ブルベは、御存知の通り速度は求められません。
まだまだ僕の歴が浅いというのもありますが、僕はブルベで制限時間に間に合わなかったという人を聞いたことがありません。
完走が出来なかった理由のほとんどが、天気やメカトラ、途中で疲労困憊になった、などの理由でした。
つまりちゃんとした準備さえあれば、誰でも国内ブルベ(BRM)であればどんな距離であっても走りきれると僕は思っています。
(そんな甘くないものももちろんあるとはと思いますけど笑)
あくまで一例ではありますが、この記事ご参考いただければ嬉しいです。
他にも参考になるブログや動画を上げてくださっている方々も沢山いらっしゃるので、色々読み漁り、自分に一番適した方法を見付けていただければと思います。
ブルベに限らず、ロングライド、楽しいですよ。
達成感ありの旅行です。
https://life-cycling.com/bolt-vs-840solar/