ブルベ装備、600km編です。
つまり、1泊2日です!
とは言え持ち物に関しては、、400kmとそんなに変わらないんですよ笑
距離が伸びても持ち物は変わらない不思議。
何故か。
1泊する=ドロップバッグが使えるからです。
という訳で今回600km編ではドロップバッグをメインとしてまとめて参ります。
キーワードは、「迷ったら入れとけ」です。
2022/4にCanyon Endurace 購入
・好き:知らない土地へのロングライド
・苦手:ヒルクライム, 向かい風
・実績:納車1年でブルベSR達成
文量が多いです。要点は太字でまとめております。
ドロップバッグのススメ
荷物は持つな!
車体は軽く。
身軽に動きましょう!
ホテルに泊まることが決まっていて、予約が完了しているのであれば必ずドロップバッグを行うべきです。
とにかく軽く走れます。
それに、本当は持っていきたいけど重くなるからやめた、というものも持っていくことが出来るかもしれません。
突然の天気の変化にも対応ができます。
メリットしかありません。
デメリットは…送料の2千円くらいでしょうか?
それで身軽になるのであれば安いものです。
「迷ったら入れとけ」
最初に簡単に。
いいですか?
ドロップバッグにいれるものが多くなりすぎたってどうせ使わなかったって、家に送り返しちゃえばいいだけなんです。
ちょっとばかし送料が増えますが、どうせ数百円です。
入れるか迷って結局入れなくて現地で困る方が100倍負担が多いです。
なので、ドロップバッグに入れるものの基本的な考えは、「迷ったら入れとけ」です。
ドロップバッグの中身
では早速、僕が実際にドロップバッグをした時の中身についてご紹介をします。
前提
僕が今回ドロップバッグをした時のライド・天候条件は以下でした。
・600kmブルベ(1泊2日ライド)の約355km地点のホテル
・初日は晴れ、2日目は若干の雨の可能性あり
・6月下旬の暑い日
準備するものは天候や走行計画によって多少変わると思います。
ただ、基本となる準備や「迷ったら入れとけ」に変わりはないので、そこまで左右されることもないかと。
僕も今後、きっとこのブログ記事を参考に荷造りをしていきます。
ちなみに、ライド途中ではなくライド後に受け取るドロップバッグについてはこちらにまとめておりますのでよろしければご参考ください。
手前味噌ですが、読み物としても面白いと思います。
実際に入れたもの
中身はこちらです。
■衣類
・レインジャケット
・レインパンツ
・シューズカバー
・着替え
■補充系
・グランフォンドウォーター
・チェーンルブ
・予備チューブ
・電池
・補給食
■回復系
・リカバリープロテイン
・アミノバイタル
・ハリボー
・マッサージガン(入り切らなくて諦め)
■スキンケア
・化粧水, 乳液, クリーム
・日焼け止め
■その他
・ウエス
・ビニール袋
・メガネ拭き
・撥水スプレー
・サコッシュ
・返送用伝票
・梱包用テープ
では、さくっとそれぞれ意図や詳細についてご説明してまいります。
衣類
雨具類
以下3つをまとめて雨具としてご紹介します。
・レインジャケット
・レインパンツ
・シューズカバー
前述の通りこのライドは、初日は晴れ。2日目は若干の雨の予報でした。
なので雨具は、持参せずに2日目のためにすべてドロップバッグにいれることにしました。
その方が初日の荷物減らせますからね。
ただ、予報としては雨と言ってもぱらつく程度。
正直持っていかなくてもなんとかなるとは思いましたが、そこは「迷ったら入れとけ」です。
一応フルセットで入れておきました。
(結局雨は降らず使わずにそのまま送り返すことになりましたが、まあ、いいんです。)
レインジャケットとレインパンツは、mont-bellのものを使っています。
やっぱりmont-bellは優秀だと思います。
価格もそこまで高くないですし、おすすめです。
シューズカバーはこちらのものを使っています。
SPD-SLの方専用のものがいいと思いますが、僕はSPDシューズなので汎用性のあるこのモデルを使っています。
物凄く良いかと言われるとそうでも無いですが、十分だと思います。気に入っています。
着替え
実は僕、着替えを殆ど持っていません。
2着以上持っているサイクルウェアは、ビブショーツのみ。
ベースレイヤーやサイクルジャージ、ソックスなどはすべて1つしか持っていません…。
なので、僕がドロップバッグに入れた着替えはビブショーツのみでした。
けど着替えを沢山持っている方は迷わずいれてしまいましょう。
ホテルで洗濯する手もありますが、面倒です。睡眠時間削ってまですることではないです。
僕は夜脱いだ汗でびっしょりのウェアを翌朝も来たのですが…、言うまでもなく気持ち悪かったです笑
1時間位で慣れはしたので弊害は無かったのですが、、選べるのなら新しい方がいいに決まってます。
補充系
グランフォンドウォーター
ご存知ACTIVIKEさんのグランフォンドウォーターです。
写真の左下の白い粉がそれです。
もう、僕はグランフォンドウォーター無しでのブルベは考えられない程にこの白い粉を愛用しております。
詳しく書くと1記事埋まってしまうのでここでは割愛をしますが、必ず2日目にも使用したかったのでドロップバッグに入れました。
初日から2日分持っていくとなると、かなりかさばるんですよね…笑
~追記~
グランフォンドウォーターについて別途記事にもしましたので、より詳細なことを知りたい方はこちらも併せてどうぞ。
チェーンルブ
念のためです。
雨天時だけでなく、水たまりに突っ込んだり、水をかけられたりと、思いもよらないことが連続で起きるとオイル切れになることもあります。
そもそもドライ系などを中心に、200kmくらいで切れてしまうものを使っている方は…、必需品ですね。
言うまでもなく、オイルは切れると悲惨です笑
大した体積取らないので、入れておくことをおすすめします。
僕は少し高いですが、Muc-Offのこのモデルを使っています。
ドライとウェットのいいとこ取りで、距離は最大800kmまで走れるそうです。
長距離走るならこれくらい投資してもいいと思います。
予備チューブ
僕はチューブレスレディなのでパンクしたことは今までないのですが、念のため。
パンクでリタイヤは悔しいですからね…。
クリンチャーの方は、初日に大パンク祭が来てしまった時用に2,3本入れておいてもいいと思います。
チューブは詳しくないのですが、、ドロップバッグの予備チューブにお世話になるということは、初日に2,3回パンクしている可能性ありますよね?
そうしたらそれはもうタイヤの寿命な気がしますし、2日目もきっとパンクします。
なのでドロップバッグ予備チューブは、少し重くても耐パンク性が高いものを。
そして家に帰ったらタイヤ交換をおすすめします。
電池
単4電池を入れました。
僕のリアライトが電池で動いているので、それの予備ですね。
出発時に新品に入れ替えたのですが、念のためです。
もしずーーっと雨で点灯時間が増えたときにも対応できるように。
補給食
写真だと左真ん中の羊かんが補給食に当たります。
僕はこの羊かんを、1時間に1本食べるようにしているのでそれの追加です。
持ち歩ける数は限られていますし出来るだけ軽くしたいので、2日目分をドロップバッグに入れた、という感じです。
小さいですし食べやすいのでおすすめです。
ブルベライダーの方で食べているのを何回も見たことがあります。
お試ししたい方は少量のものもあったのでこちらの方がいいですかね。
回復系
ホテルで2日目に向けて回復をするためのアイテム達です。
リカバリープロテイン
写真左下の緑の粉です。
これも、グランフォンドウォーターと同じく皆さんご存知ACTIVIKEさんの商品です。
これを2食分持って行き、ホテルに入った直後にボトルに溶かして飲みました。
コンビニでプロテインとおにぎりとか買っても良いんですが、とにかく睡眠時間が大事なのでちゃちゃっと摂取してしまいましょう。
アミノバイタル
筋肉疲労回復用です。
Twitterでも有名なbaruさんが使用されているのを参考に、今回始めて導入しました。効果あると思います。
寝て起きた時の回復感がいつもとは全く違っていました。
ただ、個人的には少し味に癖があったのでライド中は避けようかなと思っています。
種類は何種類かありますが、このプロが良いかと。
本来、運動中はプロ。回復中はゴールド。という分け方が良いらしいのですが、何種類も買うとお金かかるじゃないですか…笑
なので成分を比較してプロにしました。
ハリボー
プロテインやアミノバイタルを飲んだ後に食べる用です。
やっぱり回復には炭水化物が大事です。
口が暇になるくらいならこいつを食べておきましょう。
マッサージガン
残念ながら用意した箱に入れることが出来なかったので実際にドロップバッグの中には入れなかったのですが、本来は入れたいアイテムです。
いいですよこれ。
特に”凝り系”には効果高いです。
肩や腰に違和感や痛みが出る方にはおすすめです。
もちろん筋疲労も緩和してくれるので、おしりや太もも中心に当てると良いです。
いつもライド後は家でやってるんですけどね…
持っていきたかった…
スキンケア
化粧水, 乳液, クリーム
いわゆる基礎化粧品です。
シャワー浴びますし、1日中外にいるので、やっぱりケアはしたいですよね。
ものはいつも使っているものでいいと思います。
それか試供品とかですかね。
クリーム系の持ち運びは、使い捨てコンタクトレンズケースが便利ですよ!
日焼け止め
必需品!!
季節関係ない!!
僕は最強と謳われているANESSAを使っています。
説明不要ですよね笑
けど間違いのないよう、ちゃんとミルクタイプ買ってくださいね。
ジェルは少し弱いです。
その他
ウエス
何かあった時用です。
普通にタオルとしても使えますしね。
チェーンルブを追加で注す時にも使えますし。
ビニール袋
これも何かあった時用です。
使いませんでしたが、雨の日とかはあるといいですよね。
かさばらないので、予備含め沢山入れておくといいと思います。
メガネ拭き
サングラス汚れるのって、めちゃくちゃ嫌じゃないですか…?
僕はめっぽう嫌なので、ホテルで洗った時に拭けるように持ってきました。
ま、持って行っても行かなくてもどっちでもいいと思います。
撥水スプレー
2日目が雨の予報でしたので、サングラスに噴射するように持ってきました。
これがあるとないとでは雨の日の快適さが段違いです。
てか、こういうの持っていない場合は雨の日はサングラスしないほうがいいですよ。
逆に危険なんで。
おすすめ、というか、雨の日の必需品です。
返送用伝票
送り返す用です。
現地で伝票書く時間もったいないので、事前に書いたものを入れておくのがおすすめです。
さらに支払いもめんどくさいので着払いのほうがおすすめ。
伝票はコンビニに行けば基本置いてあると思います。
僕は近所のファミマでもらいました。
梱包用テープ
忘れがちな気がしますが、必需品です。
テープ忘れると返送する時に閉じれないので、ね笑
かさばりますがお忘れなきよう。
サコッシュ
これも忘れがちな気がしますが、必需品です。
ダンボールを抱えて近くのコンビニまでいけますか?
ホテルのフロントが発送処理してくれる所ならいいですが、そんないいホテルに泊まれる方の方が少ないかと思います。
ダンボールを、宿泊場所から近くのコンビニまで運ぶ為に必ず持って行ってください。
入れとけばよかったと後悔したもの
以上が、僕が実際に入れたものアイテムでした。
ここからは少ないですが、入れなかったけれど入れればよかったものをラインナップして参ります。
今後、新しく思いついたら自分の備忘録として追記をしていく予定です。
充電機器
やばい
eTapのバッテリーが切れそう— アキ@330Fleche R東京 (@aki_lifecycling) June 25, 2023
スマホやサイコン用は手持ちで持って行っていたのですが、eTapの専用充電器を持っていかなかったんです…。
結果450km地点でリアのバッテリーが切れかかり、大変な思いをしました。
今後は「迷ったら入れとけ」の精神にて、必ず持っていきます…。
各種電池
乾電池は持って行っていたのですが、ボタン電池を忘れてしまったんです。
その上、まさかのタイミングで心拍計が電池切れ…。
ああああ。
まさか切れるとは思わず、持って行けばよかったです。
発送方法
さて、中身はここまでです。
ここからは、基本的なことではありますが発送方法についてまとめています。
通常の宅配便とは少し違うことありまして、僕は少し戸惑いましたので他の方の役に立てば、と思っています。
自宅→ホテル
まずは出発前、自宅からホテルへ発送する際です。
荷造り
荷造りは普通にすれば問題ないです。
ダンボールで送る方が多いと思うので、少し前から資源ごみの日に捨てずに取っておきましょう。
ホテル確認
ホテルへ送ることを前提として書きます。
郵便局への局留めはこちらにて触れていますので是非併せてご参考ください。
基本的に、どんなホテルであっても事前連絡無しに送ってしまっていいと思います。
対応してくれないホテルの方が圧倒的に少ないはずです。
ただ事前連絡をした方が絶対に丁寧なので、その際は電話、もしくはお問い合わせフォームから連絡するのが良いかと思います。
宛名
これが肝です。
ちゃんと書くことでトラブルを減らせます。
このように書けば、ほぼほぼ大丈夫なはずです。
〒xxx-xxxx
〇〇県〇〇市〇〇 xx-xx
〇〇ホテル 気付
**/**宿泊 〇〇〇〇宛
ホテルの方だって慣れているとは思いますが例外的な対応であることは間違いないです。
誰がどう見ても分かるように書くことで、最終的に自分が困る確率を減らしましょう。
また、しっかりと配達記録は分かるようにしておきましょう。
追跡番号をメモしておくとか、送った伝票の写真を撮っておく、とかですね。
これで発送は完璧です!
あとはホテルでチェックインの際に声をかけてみましょう。
既に部屋に運んでくださっているか、フロントで手渡されるかのどちらかでしょう。
ホテル→自宅
もし、ホテルに着払い荷物の発送を委託できるのであればそれが一番ですね。
高級ホテルならやってくれると思うのですが、、こればっかりは個々に聞いてみるしかないい気がします。
それにそんなホテルに泊まる方の方が圧倒的に少ないと思いますので、自分で自宅へ発送する場合を前提として書いていきます。
荷造り
宿泊場所で普通にダンボールに詰めれば良いのですが、まだ封はしてはいけません。
何故なら、そのダンボールをサコッシュに入れて背負い、発送場所まで持っていく必要があるからです。
なのでホテルでは、
・サコッシュを入れる
・封をする
・伝票を貼る
この3つ以外を完璧にしてください!
発送
ほとんどの方はコンビニ発送になるかと思います。
24時間やっていますし、数も多いですし。
というかコンビニがおすすめです。
コンビニに着いたら最後の仕上げとして、
・テープを必要量取っておく
・テープとサコッシュを入れる
・テープで封をする
・伝票を貼る
をして、店員さんに手渡しします。
特筆して気を付けることは無いのですが、少しだけテープで封をするのが難しいです。
必要量出して、どこに置いておくんだ、とかそういう問題ですね笑
こればっかりは、頑張ってくださいとしか言いようがないです、、
頑張りましょう!!
また先程も軽く触れましたが、少しでも支払いの手間を避けるため着払いがおすすめです。
まとめ
またいつもの癖で長くなってしまいましたが、ドロップバッグについて網羅できたかなと思います。
ただ人によってスタイルや好き好きがありますので、他の方の情報も是非並行してご参考して、自分なりのやり方を見つけて行っていただければと思います。
600kmは1泊2日の自転車旅行です。
楽しいですよ!